「ターレは予算がないと言われたのに…」ミランの失敗はSDの問題ではない?

ディ・マルツィオ記者は退任濃厚のイグリ・ターレを擁護

ミランはイグリ・ターレのスポーツディレクター退任が濃厚とされている。2025/26シーズンに苦しんだ原因は補強の失敗にあるという見方が強く、その責任を取って1年でクラブを去る見通しだ。

ただ、ジャンルカ・ディ・マルツィオ記者は、より根本的な原因があると指摘。『スカイ』の番組内で、クラブ内部の問題と、イタリア全体のサッカー観の問題を語った。

新戦力への評価が早すぎる?

「ミランは昨季、すべてのコンペティションから脱落した状態のチームを引き継ぎ、今季の最大の目標であったUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得の目前まで迫っている。いくつかの試合で内容が良くなかった点は、監督側から改善の余地があるだろう。一方、ディレクター側から見れば、ターレは求められていた目標、つまりCL出場権の獲得と良い売却を達成したと私は考えている」

「一部の新戦力が疑問視されているが、早すぎる判断すべきではない。クリストファー・エンクンクは出場時間あたりのゴール数で見れば、最終的にトップレベルの数字(セリエA1290分出場7ゴール)を残している。彼はジェノア戦のPKのように、責任を背負うべき場面から決して逃げなかった」

「アルドン・ヤシャリは長期の負傷に苦しんだ。かつてのシャルル・デ・ケテラールと同等の移籍金が支払われた。その後のデ・ケテラールがどうなったかを考えれば、現段階で失敗と決めつけるのは早計だ。アテカメもジェノア戦で得点を挙げている。イタリアでは新戦力をすぐに失敗だと決めつける傾向がある」

1月の補強で生じた「3500万ユーロの矛盾」

「問題は冬のメルカートだ。1月にターレはクラブから資金がないと告げられ、レンタルでフュルクルクを獲得した。しかし、市場の最終盤になって突如マテタの獲得資金として3500万ユーロが用意された」

「明らかにクラブ側は、ディレクターや監督に相談することなく別のオペレーションを行う決定を下していた。そこで両者の間に摩擦が生じ、将来への不信感へとつながった」

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