クラブ・ブルッヘは残留希望、インテルの思惑は…
インテルは、この夏にクラブ・ブルッヘからアレクサンダル・スタンコビッチを呼び戻すことが既定路線とされてきたが、異なる道も選択肢にあるのかもしれない。
ベルギー『HLN』によると、クラブ・ブルッヘはスタンコビッチをもう1シーズン手元に留めたいと考えており、選手本人もその選択肢に前向きであるという。
イタリア国内では、インテルが2300万ユーロの買い戻しオプションを行使し、同選手をミラノへ呼び戻す決定をすでに下したとの報道が先行していた。
しかしベルギーからの情報では、インテルはまだクラブ・ブルッヘに対して買い戻し条項発動の連絡をしていない。インテルが持つこの権利の行使期限は6月15日までとなっているが、現時点では具体的な動きは見られないという。
仮にインテルが期限までに権利を行使しなかった場合、クラブ・ブルッヘは6月16日以降にスタンコビッチの売却を検討することが可能となる。ただしその際は、インテルへの事前通知が必要だ。
クラブ・ブルッヘが他クラブへスタンコビッチを売却する場合、移籍金の50%をインテルに支払う契約が存在する。この条項があるため、移籍金を高く設定せざるを得ず、結果として獲得を検討する他クラブを遠ざける要因にもなり得る。
プレミアリーグからの熱視線とキヴの意向
『コッリエレ・デッロ・スポルト』によると、スタンコビッチに対してはプレミアリーグのクラブも関心を示しており、今夏のメルカートで大金を投じる可能性があるという。
インテルがこの有望株を簡単に手放すとは考えにくい。しかし、買い戻し条項を発動させて一度復帰させた後、即座に売却するシナリオは十分にあり得るというのがイタリア側の見解だ。
同紙によれば、インテルがこの変則的なアプローチを選択するのは、明確なターゲットが存在する場合に限られる。スタンコビッチの売却で得た資金を、そのままトッププレーヤーの獲得へ一気に投入するというプランだ。
その具体的なターゲットと目されているのが、インテルが以前から動向を注視しているコモのニコ・パスである。このような実力者を獲得する好機であれば、将来性豊かなスタンコビッチを犠牲にしても即戦力を取る決断を下すかもしれない。
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