インテルの要求額とバルセロナの財政難で交渉決裂?
インテルのアレッサンドロ・バストーニは、今夏のバルセロナ移籍が頻繁に噂になってきた。だが、スペイン紙『Sport』が19日、バルセロナが獲得を断念したと報道。バストーニのバルセロナ移籍を繰り返し伝えてきたスペインメディアによる“撤退”報道により、一連の移籍の噂は完全に立ち消えになったと見てよさそうだ。
バルセロナの優先順位が下がる
バルセロナのスポーツディレクターを務めるデコは、来季のハンジ・フリック体制の守備陣を強化するため、バストーニを理想的なプロファイルとして高く評価していた。
テクニカルスタッフ側には一定の難色を示す動きもあったが、デコはクラブの財政に見合う合理的な価格での移籍を成立させるべく、様々なルートを模索していたとされる。
しかし、これまで何度もアプローチが試みられてきたが、最終的にそれが具体化することはなかった。
現在、状況は完全に変化しており、いくつかの決定的な要因により、バルセロナはこの市場でバストーニの獲得に向けた動きを完全に停止したという。
バルセロナ内部では、バストーニ獲得のプライオリティは徐々に下げられ、最終的には獲得候補のリストから完全に外れることとなった。
7000万ユーロの壁とバストーニの沈黙
スペインメディアによれば、やはりバストーニはバルセロナ移籍に前向きだった。
インテル側も数週間にわたり市場で代役の確保に動いていたとされる。しかし、最大の障害となったのはインテル側が設定した移籍金であった。イタリアのクラブは最低でも7000万ユーロ以下の金額での放出には応じない構えを崩さなかった。
現在のバルセロナの財政状況において、この額は到底受け入れられるものではない。デコSDもまた、バストーニのコストパフォーマンスが適正ではないと判断せざるを得なくなった。
インテルが頑なな姿勢を崩さない一方で、財政難に苦しむバルセロナを助けるための動き、すなわちバストーニ側が移籍金を下げるようクラブに働きかけることもなかったため、バルセロナは最終的に白旗をふることにした。
同紙によれば、クラブ内部の動向に詳しい関係者も、バストーニ獲得のオペレーションが完全に破綻したことを認めている。
一部のイタリアメディアでは、インテルが5000万ユーロ程度で放出に応じるのではないかという見方もなされていたため、正確な設定額について諸説あるのは事実である。
しかし、バルセロナ内部の動向に詳しい関係者も、バストーニ獲得のオペレーションが完全に破綻したことを認めており、インテルがこの夏にバストーニを手放す可能性は極めて低くなった。
Mad in Italy|イタリアの“遊び心”をまとうメガネとサングラスの哲学[PR]
