外部コンサルタントの影響力は変わらないのか
ミランの新たなテクニカル体制が明らかになった。外部からの大物招へいに動いていたもの、最終的には内部昇格と既存スタッフによる再編という形で決着を見ている。
22日、ジャーナリストのマッテオ・モレット氏とジャンルカ・ディ・マルツィオ氏が、それぞれのメディアでこの新体制の背景と、注目されるズラタン・イブラヒモビッチの立場について言及した。
外部招聘の模索から一転、内部昇格での体制構築へ
ミランは当初、ヘッド・オブ・フットボール(≓テクニカルディレクター)およびスポーツディレクター(SD)を外部から招へいする計画を進めていた。スペイン、ドイツ、イングランド、フランスなど欧州各国の多くのプロフェッショナルと連絡を取り、数多くのZoomミーティングを重ねていたという。
しかし、6月21日にクラブは方針を転換し、内部の人材だけで新体制を構築する決断を下した。
モレット記者は、ファブリツィオ・ロマーノ記者のYouTubeチャンネルで、「ガルディナーも何年もミランにいるし、アルムシュタットも以前からミランと関わりがある。カーザ・ミランでは全員が見知った顔だ」と語り、組織の継続性を重視した選択であったことを説明している。
イブラヒモビッチの「シニアアドバイザー」
注目されるズラタン・イブラヒモビッチの去就について、モレット記者はシニアアドバイザーとしてクラブに残留することが確実であると伝えた。
形態としては外部コンサルタントという形になるが、同記者はその影響力が形骸化することはないと指摘する。
「ズラタン・イブラヒモビッチという人物の性格と個性は常に一定の影響力を持つ。外部の顧問であることはそうなのだが、レッドバードの傘下でアルムシュタットとガルディナーからなる戦略チームが中核にあるとしても、ズラタンの存在はやはりミランにとって重要な位置を占め続けるだろう」とし、新体制においてもイブラヒモビッチが実質的な権力や求心力を維持する見通しを示した。
「リヴァプール型モデル」への移行と出遅れの懸念
一方、ジャンルカ・ディ・マルツィオ記者は自身ポッドキャストで、このミラン再編に言及した。
同記者はクラブの選択に一定の理解を示しつつも、他クラブに比べた動きの遅さに懸念を語っている。
「選択が正しいものであると願うが、他のクラブと比べて出遅れたのは間違いない。ミランはリヴァプール型モデルを目指しているのだろう。だが、あのモデルは長い時間をかけて作り上げられたものであることを忘れてはいけない」
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