インテル、夏の補強予算は8000万〜1億ユーロ? 移籍市場のターゲットは

ディ・マルツィオが語るカルチョメルカート最前線

スクデットとコッパ・イタリアの2冠達成を祝うフェスタが一段落し、インテルは本格的に未来への歩みを進めている。視線の先にあるのは2026/27シーズンだ。

最初のステップは、チームを2冠へ導いたクリスティアン・キヴ監督との契約延長になる。ここ数日中にも給与の増額を伴う新たな条件で合意に達する見込みだ。

その後、契約満了に伴い多くの選手が去る予定のロッカールームに、新たな戦力を加える必要がある。将来性を見据えつつ、現在の競争力をさらに高められる即戦力の確保が求められる。

移籍市場の専門家であるジャンルカ・ディ・マルツィオ記者は18日、今週中にも補強予算を決定するための会議が行われると言及。売却益などを考慮した予算規模について次のように指摘した。

「当初は5000万ユーロ、その後1億5000万ユーロとも噂されたが、最終的にはその中間、つまり8000万ユーロから1億ユーロ程度に落ち着きそうだ。主に契約満了で退団する選手たちの代役を確保するための資金となる」

補強の筆頭候補とシステム変更の可能性

具体的な名前として、関係者が最も熱望しているのがニコ・パスである。

しかし、このオペレーションは決して容易ではない。ディ・マルツィオ記者は現状をこう説明する。

「レアル・マドリーが買い戻しオプションを保持しているため、状況は非常に複雑だ。まずはレアル・マドリーが彼を呼び戻すかどうかの決断を待つ必要がある。もし彼のようなタイプが加入すれば、キヴ監督は今季機能した3-5-2からシステムを変更する可能性もある。彼の特性を活かすため、3-4-1-2や3-4-2-1への移行が想定される」

テクニカル面の理想と市場の壁

メディアを賑わせるスター候補がニコ・パスであるなら、戦術面における理想のターゲットはマルコ・パレストラだ。だが、ここでも交渉の一筋縄ではいかない背景がある。

「4000万ユーロでは足りない可能性がある。アタランタはプレミアリーグの動向を見極めようとしている。例えば、エンツォ・マレスカ監督が就任したマンチェスター・シティが、その特徴を持つ選手を探しており、獲得に動く可能性があるからだ」

「そうなれば価格が5000万〜6000万ユーロまで高騰することはほぼ確実であり、先に述べた予算を考慮すると、1人の選手にそれだけの巨額を投じるのは難しくなる」

守護神を巡るプラン

一方で、GKの補強予算は限定的になるとみられている。フロントはジョゼップ・マルティネスを正守護神として据え、実力のあるバックアップを隣に配置する方針に傾いている。

「ヤン・ゾマーは第2GKとして残留することはないため、経験豊富な実力者を獲得することになる。ラツィオのイヴァン・プロヴェデルが候補に挙がっているが、彼だけではない。国外からはケパ・アリサバラガ、さらに今季フィオレンティーナで素晴らしいパフォーマンスを見せているダビド・デ・ヘアといった名前も浮上している」

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