インテル、3-5-2継続路線へ? 盤石の独走優勝で補強戦略に変化か

シーズン終盤の好調でメルカートの方針にも変化か

セリエA優勝がほぼ確実な状況となったインテルは、来季の陣容も注目されている。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は23日、現在の骨格を維持する方針の補強戦略が進むとした。

クリスティアン・キヴ監督はインテル指揮官就任時から、ウイング補強を希望していたとされる。ただ、その希望は叶わなかったことから、選手たちの特徴を考慮し、3−5−2を採用してきた。

これが今季終了後のメルカートで大きく変わるという予想が多かったものの、セリエA独走優勝が近づき、当初予想されていた大規模な刷新ではなく、現行路線の継続へと舵を切る可能性が高まっているという。

主力が本来の力を示した終盤戦

同紙によると、最近の好調により、放出の可能性が低くなった選手は多い。

一時は批判の対象となっていたマルクス・テュラムは、終盤戦の決定的な仕事によってその評価を確固たるものにした。ニコロ・バレッラもリーダーシップとプレーの質の高さを改めて示し、ハカン・チャルハノールはアンタッチャブルなプレーメーカーとしての地位を再認識させている。

さらに、ペタル・スチッチやアンディ・ディウフも途中出場でチームに貢献して評価を高めた選手と言えるだろう。

そして、ジョゼップ・マルティネスについても、セカンドGKとして残留する可能性が高まったとされる。本人がレギュラーの座を求めるのであれば夏に放出となるが、少なくともインテルは控えGKとして十分な力があるとみているようだ。

不透明なのは?

去就が不透明なのは、アレッサンドロ・バストーニだ。こちらは獲得に動いているとされるバルセロナの出方次第。どれほどの資金を用意しているかで状況は変わるとされる。

また、ルイス・エンヒキはコンスタントにプレーしているが、適正金額のオファーがあればインテルは交渉に応じる見込みだ。

ダヴィデ・フラッテージは出場機会が限られており、決定的な仕事も限られているため、出口に片方の足をかけている状態とみられる。

ベテラン勢の退団と後継者候補

今季限りでの退団が確実視されているのは、契約満了を迎えるヤン・ゾマー、フランチェスコ・アチェルビ、マッテオ・ダルミアン、ヘンリク・ムヒタリャンの4名だ。ステファン・デ・フライについては、選手側が減俸を受け入れる場合に限り、契約更新の道が残されている。

新戦力は?

ダルミアンの後釜としては、以前からローマのゼキ・チェリクが噂になっている。ローマはシャフタールのウクライナ代表DFエフィム・コノプリャー獲得に動き出しており、チェリクの後継者探しが進んでいるとされる。

最終ラインの補強では、サッスオーロのタリク・ムハレモビッチが有力候補で、争奪戦で一歩抜け出しているという。

同じくサッスオーロではイスマエル・コネにも注目しており、ダブル獲りの可能性もありそうだ。

これまでローマのマヌ・コネを本命視する声は多かったが、チャルハノールをアンカーに据える3-5-2を継続する場合、獲得の優先度が下がる可能性がある。

ライバルクラブの巻き返しが予想される来季、インテルは大幅な刷新を避け、緻密な「微調整」で連覇を狙うのか。フロントの決断が注目される。

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