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ファンフースデン「インテルは素晴らしいけど…」。心のクラブ帰還が理想

ケガで引退も考えたベルギー若手DF

インテルからAZにレンタルされているジーニョ・ファンフースデンが、ベルギー『De Morgen』のインタビューに応じた。『FcInterNews』が取り上げている。

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インテルの下部組織で育ったファンフースデンは、2000年にベルギー代表デビューを飾り、ベルギーで期待の若手だった。しかし、近年はケガに苦しんでいる。今季は骨折などで離脱した時期があり、1月に復帰を果たしたものの、2月以降はまたしても離脱。3月下旬からベンチには入っているが、まだピッチには立っていない。

ファンフースデンは次のように話している。

「この2年間は大変だった。この期間はインタビューに応じなかったよ。でも、2年ぶりに痛みを感じずに練習できるようになった。笑顔が戻ってきたよ」

「ケガをする前は、いつも『絶対復帰するんだ』っていう強い気持ちを持っていたけど、今回のケガは……。復帰したばかりで手術をすることになって、さらに3カ月を棒に振った。カルチョは僕の人生だけど、全てが終わった気がして、もう引退しようかと思ったくらいだ」

「多くの人に助けてらった。でも、結局自分をどうにかするのは自分でしかない。AZも僕の状況をとてもよく理解してくれる。クラブには感謝だね。まだトレーニングに戻って初期の段階だから、コンディションが遅れているのは自覚しているよ。でも、もう痛みはないんだ」

AZは完全移籍オプションを持っているが、これが行使されることはほぼない。ただ、「貢献できる機会がきたらもちろんやるよ」とファンフースデンは恩返しに強い意欲を見せた。インテル復帰について問われると、こう述べている。

「もちろん素晴らしいクラブだよ。でも、僕はこの先数年でそこへ行くという話をするためにここにいるわけじゃない。起きたこと全てに対して地に足を付けている。キャリアのプランニングなんてしない。人生はどうなるか分からないんだ」

ファンフースデンの心のクラブは、自身が育ったスタンダール・リエージュだ。実際、1月にファンフースデンの呼び戻しを計画していた。

「でも、あれは正しいタイミングじゃなかった。取引が複雑すぎることが分かってね。でも、スタンダールが僕のクラブだ。その選択肢は常に頭にある。双方が合意すれば、夏にあり得るかもね」

「この愛情は、ずっと続いていくものだ。もし、この先10年間ケガなくスタンダールでプレーできる契約があるなら、たぶんサインするだろうね。とにかく毎週の試合が恋しかった。ワールドカップ決勝やチャンピオンズリーグ決勝を戦うなんて言えなかった。まずはプレーしたい。それだけなんだ」

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