インザーギ、監督として好発進のあとはマネジャーに? 「ブロゾビッチも早く」

バレッラは今週中にも決定か

インテルのシモーネ・インザーギ監督が、クラブに主力の契約延長をプッシュしている。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が1日に記した。

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●ラウタロ・マルティネスは先週契約を更新

監督として上々のスタート、先を見据える

今年夏にインテルの指揮官となったインザーギ監督は、新天地で好スタートを切った。クラブの歴史で最もデリケートな時期の一つにやってきたにもかかわらず、上々の立ち上がりとなっている。次のステップとして、インテルで長期政権を築くつもりの指揮官は、主力の契約を急がせようとしている。

ラウタロ・マルティネスの契約延長についてインザーギ監督は、「我々にとっても彼にとっても非常に大きなことだ」とコメント。そして、「次はブロゾビッチとバレッラだね。私の周りには多くの人がいて、マロッタ、アウジリオ、バッチンらとたくさん話している。彼らは常に私と一緒で、私を助けようとしてくれる。みんなが同じ方向へ向かっている。強いクラブにおいて、仕事はより簡単になるものだ」と、さらなる契約延長に期待していると語った。

バレッラはまもなく決定か

『ガゼッタ』は以前から伝えているとおり、バレッラの契約延長がほぼ確実だとみている。詰めるべき細部もほとんど残っておらず、4日に2026年までの契約延長が正式なものになるかもしれないとした。

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●バレッラは契約延長後も2023年まで給料変わらず?

早くブロゾビッチと交渉を進めたいインテル

インザーギ監督が急がせたいのは、ブロゾビッチの方。こちらは先週に代理人を務める父と担当弁護士がやってきて会談を進める予定だったが、キャンセルとなったため、まだ直接の話し合いができていない。同選手は今シーズンで契約が満了するため、年明けには他クラブとの交渉が可能になる状況。インテルとしては、なるべく早く決着を付けたい。

インテルは、バレッラと同じように、給料を現状維持としてもらった上で、契約の後半に給料を大幅に引き上げる形での更新が理想だが、これに応じるかは不明なところだという。

インザーギ監督は、ラウタロ・マルティネスの契約について問われただけにもかかわらず、バレッラとブロゾビッチの名前を出した。これは再び一緒に成功をつかもうというメッセージを発したようにうつると『ガゼッタ』。長期政権を目指すインザーギ監督は、マネジャーとして主力の契約延長にも手を貸そうとしているのかもしれない。

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