センシ、トップレベル復帰に意欲 ジョコビッチを真似て体質改善

キプロスでケガなくシーズンを過ごす元インテルMF

かつてインテルでもプレーした元イタリア代表のステファノ・センシが4月30日の『ガゼッタ・デッロ・スポルト』で近況やかつての思い出を語った。

センシは昨季限りでモンツァとの契約が満了となり、9月からはキプロスのアノルトシスに加入した。今季は負傷による離脱もなく、ここまでリーグ戦23試合に出場して8ゴール6アシストを記録している。

現在のコンディション

「体調はいいし、カルチョを楽しめている。こういう環境が必要だったんだ。毎試合90分以上プレーできているし、身体の状態はトップフォームにあるよ。キプロスにもたくさんの友達ができた。イタリアが恋しいかって? 今のところそれはないかな。まさに自分が望んでいた経験ができているからね」

インテル加入時の記憶

「最高の思い出だし、誇りに思う到達点だった。移籍が決まった日のことは今でも思い出す。休暇中だった僕に、代理人がサプライズで電話をかけてきてアウジリオと話をさせてくれたんだ」

「足が震えたよ。故郷のみんなが喜んでくれると確信した。最初の1カ月は信じられないような毎日だったけど、当時は何が起きているのか自分でもよく分かっていなかった。練習して、試合に出て、仲間と冗談を言って、家に帰って家族と過ごす。時間はあっという間に過ぎていったね」

キャリア最高の瞬間としてのバルセロナ戦

「UEFAチャンピオンズリーグでのバルサ戦を思い返すと、今でも鳥肌が立つんだ。僕はシャビやイニエスタを見て育ったから、彼らの本拠地カンプ・ノウで素晴らしいパフォーマンスを見せられたことは、僕のキャリアで最も美しい瞬間だった」

現役引退の検討とメンタルコーチの存在

「一時は本当にカルチョを辞めようと思った。でも、妻が諦めずに続けるよう説得してくれたんだ。もし過去に戻れるなら、すぐにメンタルコーチを探しただろう。3年前に出会って以来、僕には欠かせない存在だ。何度もケガをして復帰するたびに、『またケガをするんじゃないか』という恐怖と戦ってきたからね」

ジョコビッチの著書による体質改善

「友達との会話でジョコビッチの著書『ジョコビッチの生まれ変わる食事(原題:Serve to Win: The 14-Day Gluten-Free Plan for Physical and Mental Excellence)』を知った。彼がどれほど苦しみ、どう身体の問題を解決したかが書かれている。読んでみて、自分と重なる部分が多いと感じて、真似ることにしたんだ。グルテンフリーとカゼインフリーを徹底し、砂糖を避けた。すると短期間で体が整い、実際にケガの頻度が劇的に減ったんだ」

今後のキャリアとトップレベルへの復帰

「ケガがなければどこまで行けたかは分からない。バルセロナやマンチェスター・シティ、あるいはインテルに残っていたかもしれないね。でも、クオリティというものは一日で消えるものじゃない。時間はまだあるはずだ。今は継続してプレーできているし、また最高峰の舞台で自分の力を証明できると信じている」

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