完全移籍オプション付きでレンタル中の3選手はイマイチ
ミランは来季に向けた補強が注目されているが、予定通りの予算が組めるとは限らない。『コッリエレ・デッロ・スポルト』は4月30日、クラブが抱える「3つのトゲ」について報じている。
その正体は、現在他クラブへレンタル移籍中の3選手だ。ユヌス・ムサ、サムエル・チュクウェゼ、イスマエル・ベナセルの3名は、いずれも完全移籍オプション付きでチームを離れているが、現時点でその権利が行使されるかは極めて不透明な状況にある。
出場機会が少ないムサ
アタランタにレンタルされているムサは、コンスタントにプレーしておらず、セリエA直近4試合は途中出場の機会すらなかった。現状では、アタランタが2600万ユーロのオプションを行使する可能性は低い。
満額は難しいチュクウェゼ
一方、プレミアリーグのフラムへ渡ったサムエル・チュクウェゼは、20試合出場で3ゴール4アシストと一定の結果は残している。しかし、先発出場はわずか8回にとどまり、主に「スーパーサブ」としての起用が続いている。フラム側は能力を評価しつつも、2400万ユーロという設定額を全額支払うことには慎重な姿勢を見せており、ミランに対して移籍金の減額交渉を持ちかける可能性が高い。
ケガを繰り返すベナセル
ディナモ・ザグレブにレンタル中のイスマエル・ベナセルについては、コンディションの問題が最大の障壁となっている。ピッチに立てば卓越した存在感を発揮するものの、度重なる筋肉系のトラブルに見舞われており、2026年に入ってからの出場はわずか3試合。1000万ユーロに設定された買取オプションをディナモ・ザグレブが行使するかは疑問視されている。
これら3選手の買取オプションがすべて行使されれば、ミランには総額6000万ユーロの資金が舞い込む計算だ。しかし、放出交渉が停滞し、資金回収が滞るような事態になれば、今夏の市場における新戦力獲得の動きに小さくない影響を及ぼすことになるだろう。
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