ミラン、ローマ、ユヴェントス、コモ…。残り2枠のCL出場権を巡る4クラブの条件とシナリオ

ナポリがミッションコンプリート セリエA最終節、運命の90分で最後に笑うのは?

セリエAは第37節を終え、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いが最終局面を迎えている。17日12時キックオフの試合でピサを下した2位ナポリが決着をつけ、残る2つの枠を巡る争いは最終節までもつれ込むこととなった。

現在、3位ミラン(勝ち点70)、4位ローマ(勝ち点70)、5位コモ(勝ち点68)、6位ユヴェントス(勝ち点68)の4クラブが、わずか2ポイントの間にひしめき合っている。前節のフィオレンティーナ戦に敗れて6位へと後退したスパレッティ率いるユヴェントスや、昇格組ながら躍進を続けるコモにもまだ可能性は残されており、最終節の90分で全てが決まる。

最終節の対戦カードと勝ち点状況

  • 3位 ミラン(勝ち点70):ミラン対カリアリ
  • 4位 ローマ(勝ち点70):エラス・ヴェローナ対ローマ
  • 5位 コモ(勝ち点68):クレモネーゼ対コモ
  • 6位 ユヴェントス(勝ち点68):トリノ対ユヴェントス

優位に立つのはミランとローマだ。ともに勝利すれば他会場の結果にかかわらずCL出場権が確定する。ミランはサン・シーロにカリアリを迎え、ガスペリーニ率いるローマはすでに降格が決まっているヴェローナとのアウェーゲームに臨む。

一方で、追う立場となったユヴェントスとコモは、自分たちの勝利が絶対条件となる上、上位陣の取りこぼしを待たなければならない。ユヴェントスは宿敵トリノとのダービーマッチ、コモは残留争い中の18位クレモネーゼとのアウェーゲームで、一筋縄ではいかない相手との対戦が待っている。

2チームが同勝ち点で並んだ場合のレギュレーション

セリエAにおいて、最終的に2チームが同じ勝ち点で並んだ場合は、以下の5つの基準によって順位が決定される。

  1. 当該チーム間の直接対決における獲得勝ち点
  2. 当該チーム間の直接対決における得失点差
  3. リーグ戦全試合における総得失点差
  4. リーグ戦全試合における総得点数
  5. 抽選

この基準に基づき、2チーム間が最終勝ち点で並んだ場合の優劣は以下の通りとなる。

  • ミラン対ローマ:ミランが優位
  • ミラン対ユヴェントス:直接対決は互角、得失点差によりユヴェントスが優位
  • ミラン対コモ:ミランが優位
  • ユヴェントス対ローマ:ユヴェントスが優位
  • ユヴェントス対コモ:コモが優位
  • ローマ対コモ:直接対決は互角、得失点差によりコモが優位

3チーム以上が並んだ場合の「ミニリーグ」の行方

勝ち点で並ぶのが3チーム以上となった場合は、当該チーム同士の対戦成績のみを抽出した「ミニリーグ順位表」が作成され、順位付けを行う。

3チームが同勝ち点の場合の順位シナリオ

  • ミラン、ローマ、コモ:1位ミラン、2位ローマ、3位コモ
  • ユヴェントス、ローマ、コモ:1位コモ、2位ローマ、3位ユヴェントス
  • ユヴェントス、ミラン、コモ:1位コモ、2位ミラン、3位ユヴェントス
  • ユヴェントス、ミラン、ローマ:1位ユヴェントス、2位ミラン、3位ローマ

4チーム全てが勝ち点71で並ぶ場合

ミランとローマが引き分け(勝ち点71)、コモとユヴェントスが勝利(勝ち点71)した場合、4チームが同勝ち点で並ぶ。その際のミニリーグによる最終順位は以下の順となる。

  1. ミラン(3位)
  2. コモ(4位)
  3. ユヴェントス
  4. ローマ

ミランとローマが有利な位置にいることは確かだが、プレッシャーのかかる最終戦は何が起こるか分からない。泣いても笑っても残り90分。笑顔でシーズンを終えるチームはどこになるか。

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