オルサート主審に各紙低評価も…「結果的に正解になった」【ユヴェントス対ローマ】

17日に行われたユヴェントス対ローマのジャッジが、引き続き話題になっている。ダニエレ・オルサート主審のミスは明らかだったが、最終的なジャッジは同じところにたどり着くかもしれないと、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などは分析した。

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●「オルサートがルールを生み出した」有名記者も非難

『ガゼッタ』は、改めてローマにPKが与えられたシーンを分析。ローマのアドバンテージを取らなかったことについて、「オルサートがあまりに早く笛を吹いたことがミスであることに疑問の余地はない」とし、さらに「副審のビンドーニもオフサイドの旗をあげるのが早すぎた(実際はオフサイドなし)」と、審判団のミスが明らかだったとしている。

その上で、「“しかし”がある」と『ガゼッタ』。「映像を見ると、シュチェスニーにファウルをされたムヒタリアンが倒れながら意図的にハンドをしているように見える。結果、オルサートがアドバンテージを取っていたら、いずれにしてもエイブラハムのゴールは取り消しになっただろう」と指摘した。

『トゥットスポルト』も同じ分析。オルサート主審のジャッジは間違いだが、ムヒタリアンのハンドもあったとしている。

ただ、オルサート主審への批判は続きそうだ。ハーフタイムにクリスタンテに説明した同主審は「(ルール上、)PKのジャッジにアドバンテージは取られない。PKを失敗したから、私を責めるのかい?」と語っていたが、PK判定時だからアドバンテージがないという指摘は正しくないと各メディアが指摘している。

『ガゼッタ』は、結果としてオルサート主審のジャッジがVARで正当化されたものの、そこに至る判断が間違いだったとして、「5」の低評価を付けている。

『コッリエレ・デッロ・スポルト』は「4」とさらに低評価。笛を吹くのが早すぎたという指摘は同じで、さらにハーフタイムの会話を問題視。「イタリアを代表する審判であるオルサートが、若手審判に悪影響を与えた」ことを非難した。

●問題となっているシーンの動画はこちら

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