インテル、オランダ代表右サイドとの別れが近づく
デンゼル・ドゥンフリースのレアル・マドリー移籍が、完了に向かっている。3日に報道によると、すでにメディカルチェックを完了したと報じられた。
ドゥンフリースとレアル・マドリーは、2026FIFAワールドカップ(W杯)の開幕前に取引をまとめるつもりのようだ。
インテルにとって、ドゥンフリースの退団は身体能力、精神面、そしてプロフェッショナリズムの観点から大きな損失となることは間違いない。
しかし、財務面においては非常にポジティブな影響をもたらすことになる。
解除条項の枠を超えたクラブ間の交渉
レアル・マドリーが支払う金額は、ドゥンフリースがインテルとの契約を2028年まで延長した際に設定された、契約解除条項の額である2000万ユーロとなる見込みだ。
ただし、この移籍が単純な解除条項の発動という形で決着するかどうかは、まだ確定していない。
『スカイ』の報道によると、インテルとレアル・マドリーは現在、解除条項の枠組みを超えた新たな解決策を模索しているという。
7月に期限を迎える解除条項のタイムリミットや、一括払いという財務上の制約を避けるため、両クラブは良好な関係を背景に話し合いを続けている。2000万ユーロというベースとなる金額は維持されるが、支払いを分割にするなどの柔軟なアプローチが検討されている模様だ。
1840万ユーロの売却益
この2000万ユーロでの売却が、インテルの経営にどれほどの利益をもたらすのか。『カルチョ・エ・フィナンザ』が算出したデータが、その詳細な内訳を明らかにしている。
公式データによると、2025年6月30日時点におけるドゥンフリースの過去の獲得コストは、PSVへ支払った固定費とこれまでに発生したボーナスを合わせて約1530万ユーロ。同日時点での帳簿上の残存価値は240万ユーロとなっている。
現行契約が2028年までであることを考慮すると、2026年6月30日時点での純帳簿価値は160万ユーロまで減少する。この160万ユーロという数値を基に試算すると、2000万ユーロでの売却により、インテルには1840万ユーロの売却益が発生することになる。
財務健全化を進めるクラブにとって、この売却益は大きな意味を持つはずだ。
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