ラングニックは保留、ポチェッティーノやスロットにも接触か
ミランの次期監督を探す動きが活発化している。4日の最新情報を『MilanNews』などが伝えた。
現在最も熱心に動いているのは、オリヴァー・グラスナーで、ドイツで6時間に及ぶ会談が行われた。
この場では、グラスナーの戦術的なアイデアやプレースタイルが、ミランの求めるものと合致するかが話し合われた。同時に、ミラン側からは数日前の体制リセットに伴う、クラブの完全な再構築についても説明がなされている。
グラスナーはミランのプロジェクトに強い関心を示しており、双方にとってポジティブな感触を得た第一歩となったとされる。
ロマーノ記者が語る米国式のアプローチ
移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者は、自身のYouTubeチャンネルでこの会談の背景を解説している。
同記者によれば、ミランの監督選びにはまだ時間が必要だという。
オーナーであるジェリー・カルディナーレが採用しているのは、複数の候補者と面会し、メリットとデメリットを評価した上で決定を下す、いわゆるアメリカ式のアプローチであり、グラスナーに候補を絞ったわけではないとした。
会談では監督人事だけでなく、スポーツディレクター、ユース部門、マッチアナリストを含めた組織全体の再編が議題に上った。グラスナーは有力な候補の一人であるものの現時点で決定事項はなく、ミランが技術面および経営面でどのような方向性を選択するかを見極める必要がある。
ディ・マルツィオ記者の疑問符
ジャンルカ・ディ・マルツィオ記者は、ミランのフロントが持つ方針に対して異論を唱えている。
同記者が指摘するのは、ズラタン・イブラヒモビッチの助言を受けたカルディナーレが、監督だけでなくスポーツディレクターやCEOといった要職においても、イタリア人以外の人物を登用しようとしている点だ。
ポルトで指揮を執るフランチェスコ・ファリオーリ、トッテナムのロベルト・デ・ゼルビ、マンチェスター・シティのエンツォ・マレスカなど、国外で高い評価を受けるイタリア人指揮官は多い。その中で、外国人指揮官に固執することに疑問を呈した。
また、ミランがセスク・ファブレガスのようなタイプの監督を求めているという情報がある中で、現在有力視されているグラスナーやアルネ・スロットは、そのプロファイルとは異なるプレースタイルを持つとも分析している。
絡み合うフロント人事とその他の選択肢
今後の方向性を決定づける上で、フロント人事の動向も無視できない。
テクニカルディレクターの候補として、以前からラルフ・ラングニックの名前が浮上している。ラングニックはオーストリア代表から大幅な昇給を伴う契約延長オファーを受けているが、ミランからの関心に惹かれ、返答を保留している状態だという。
また、監督の選択肢もグラスナーだけではない。アメリカ代表を率いるマウリシオ・ポチェッティーノの陣営との初期接触が確認されているほか、イブラヒモビッチは代理人のラファエラ・ピメンタを通じて、スロット招へいの可能性も探っている。
ミランの次期体制がどのような形に落ち着くのか、最終的な決断が下されるまでには、まだいくつかの会談と時間が必要となる見込みだ。
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