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ミラン、ラファエル・レオン売却の展望は? 移籍金は4000万ユーロ程度

選手もクラブもFIFAワールドカップに期待

ミランのラファエル・レオンは先日、今夏の移籍希望を明言した。果たして、ミランはいくらでエースを手放すことになるのか。『TMW』が今後の展望を予想した。

本人は「新しいリーグでの新たな挑戦」を希望しており、トップレベルの欧州サッカーでキャリアを続ける意向を示している。現在はFIFAワールドカップでのポルトガル代表としての活動に集中しており、具体的な選択肢の評価は大会後に行われる見通しだ。

トルコのクラブからはすでに具体的な関心が寄せられたものの、レオン側は即座にこれを拒否している。サウジアラビアからの視線もあるが、本人は引き続きヨーロッパの第一線で戦うことを望んでいる。

ミランの財政事情と売却益の試算

ミラン側にとって、ラファエル・レオンの退団自体は想定内であったものの、このタイミングでの公言は驚きをもって受け止められた。

クラブは現在、マッシモ・カルヴェッリが暫定的に業務を引き継いでおり、新監督と新たなスポーツ部門の首脳陣選定という重大な局面に直面している。マッシミリアーノ・アッレグリ、ジョルジョ・フルラーニ、イグリ・ターレがクラブを去った後、新体制はすぐにエースの売却という難題に取り組むことになる。

ラファエル・レオンの売却は、クラブの財政に直接的な影響を与えることは確実だ。

最新の貸借対照表によれば、取得原価は4950万ユーロである。これは2023年の契約延長前に、リールへ1960万ユーロを支払い、将来の転売条項を買い取ったためだ。

2026年6月30日時点での帳簿上の残存価値はおよそ1120万ユーロ。移籍金がこれを上回れば、ミランは売却益を得ることになる。さらに、年俸500万ユーロ(税込み700万ユーロ)の削減も加わる。ミランはこれらの資金によって、2026/27シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ出場権を逃したことによる減収を補填する算段だ。

プレミアリーグの関心と移籍金の乖離

新天地の最有力候補として挙がっているのがイングランドのプレミアリーグである。

エンツォ・ブッキオーニ記者によれば、マンチェスター・ユナイテッドが以前から動向を追っており、約4000万ユーロを支払う準備があるという。

しかし、ミランは6000万ユーロ程度での売却を望んでおり、クラブ間の評価額に大きな乖離が生じている。

ラファエル・レオンには1億7500万ユーロの契約解除条項が存在し、契約も残っている。 直近のシーズンはチーム全体が低迷し、アッレグリ監督の戦術下でセンターフォワードとして起用されるなど難しい1年を過ごしたが、それでもチーム最多の9ゴールを記録した。

ただ、現状を鑑みると、6000万ユーロでの売却は難しいことはミランも理解しており、ある程度の妥協は必要になるとみられている。

ミランはW杯の舞台でラファエル・レオンが活躍し、市場価値が再び跳ね上がることに期待を寄せる。一方のラファエル・レオンも、理想的なオファーを引き出すためにモチベーションを高めているはずだ。いずれにしても、この移籍交渉は長期戦になる可能性が高い。

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