アカンジ、ストーンズ、ビセックに続く試み。ストーンズの復帰は近いが、根本的な解決には至らず
インテルは今季、守備の脆さをたびたび指摘されている。クリスティアン・キヴ監督も問題を認識していることは明らかだ。特に3バックのセンターはなかなか定まっておらず、21日のシャフタール・ドネツク戦ではアレッサンドロ・バストーニが起用された。
今季のインテルで3バック中央を任されたのは、バストーニで4人目だ。守備陣の構成がたびたび頭痛の種となっている今季の新たな試みだ。
これまでマヌエル・アカンジ、ジョン・ストーンズ、ヤン・ビセックが起用されてきた。
ただ、アカンジは昨季に比べてパフォーマンスが落ち、ストーンズは負傷離脱中。ビセックも右センターの方が持ち味を発揮している印象がある。
まだ試されていないのは、筋肉系のトラブルで離脱中のバンジャマン・パヴァールと、カルロス・アウグストのみ。ただ、2人とも守備陣を統率するタイプではなく、中央で起用されることは想像しにくい。
プレシーズンに高い評価を受けたレオナルド・ボヴィオもいるが、まだ信頼を勝ち取るには至っていない。
ベテランの後継者が不在
昨季までは、ステファン・デ・フライとフランチェスコ・アチェルビの2人が最終ラインを引き締めていた。2人がそろって契約満了で退団となったことが大きい。
その後釜としてジョン・ストーンズを迎えた。クオリティーと実績は申し分がないものの、イタリアへの適応やケガの多さは懸念材料で、ここまでは2人の穴を埋めるほどの存在感は示せていない。
チームとしては出場時間を調整して疲労を管理しながら起用し、アカンジやビセックをセンターで使うつもりだったと想像できるが、厳しい現状だ。
バストーニはどうだったか
21日は、バストーニの番だった。『FcInterNews』は「退場までおおむね無難にこなしていた。判定は非常に厳しかったが、バストーニにも責任の一端はある」とし、「シャフタールに決定力のあるFWがおらず、ゴールを奪いに行く強い意志も見られなかったことも、バストーニを助けた。シャフタールは縦に速く攻めるより、ボールを回すことに関心を向けていた」と綴った。
ただ、バストーニをセンターで起用すれば、左サイドの攻撃力ダウンを招く可能性もある。実際、シャフタール戦のフェデリコ・ディマルコは好印象を残せなかった。
アカンジ、ビセック、そしてバストーニは、センターができないわけではない。ただ、その両脇の方が相手にとっての脅威となれる可能性が高い。
ストーンズの復帰が近いため、最終ラインの選手層問題は解決するかもしれないが、インテルは3センターの中央の問題にどう向き合うのだろうか。
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