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ミラン、メニャンは「完全な愚行」 退場をめぐって酷評相次ぐ

競り合いの中で顔面を突き飛ばす

ミランは10月22日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)・リーグフェーズ第3節でボーンマスに0-3で敗れた。前半、GKマイク・メニャンが一発退場となり、ミランは10人での戦いを強いられた。

このカピターノのプレーが批判の対象となっている。イタリア各メディアの反応や、識者のコメントを紹介する。

コーナーキックでアダムスの顔に手

ミランは6分にコニ・デ・ヴィンターのハンドでPKを与え、8分に先制を許していた。

0−1で迎えた27分、ボーンマスのコーナーキックの場面で、メニャンは相手MFタイラー・アダムスにブロックを受けていた。これに対抗すべく、ミランの守護神が手を突き出すと、相手が転倒。主審はレッドカードを提示した。

メニャンは、相手と競り合っただけで、顔に入ったのは身長差ゆえのことだといわんばかりの態度だったが、映像チェックのあとでも判定は変わらず、ミランは10人に。このPKでビハインドが2点になると、後半も反撃に転じることはできずに敗れた。

酷評相次ぐ…採点3の低評価も

ミランを専門的に取り扱う『MilanNews』はメニャンの退場を「完全な愚行」と書き、試合が取り返しのつかない形で苦しくなったと伝えた。前半の総括では、カピターノマークを巻いた者の「愚かで分別のない行為」で、チームとティフォージの試合を台無しにしたとし、見出しには「コメントのしようがない」と掲げた。

採点記事ではピエトロ・マッツァーラ記者がメニャンに3点をつけた。見出しは「メニャン、見苦しい」。アダムスの邪魔があったことは認めつつ、行為があまりに露骨なため、主審が下した判断以外の解釈の余地はないと書き、「ミランのカピターノに、これほど重大なミスは許されない」と断じた。

「おそらく厳しすぎた」?

『スポルトメディアセット』の採点は4点。主審は「おそらく厳しすぎた」と、メニャンに同情の余地を示した。それでも、「ボールがプレー中に相手の顔に手をやってはならず、結果は退場と2本目のPKになった」と書いた。

コスタクルタとカペッロも苦言 行為そのものへの批判

『スカイ』のスタジオでは、元ミランのアレッサンドロ・コスタクルタが、ハーフタイムにこう話した。

「非常に重大なミスだ。あれだけ経験のある選手なのにあまりに軽率だ。本当に愚かな行為だと思う。挑発されたが、すべてがやり過ぎだ。神経質になっていたのかもしれない」

ファビオ・カペッロは、試合後にで次のように話した。

「ああいうミスを犯さないよう、気をつけなければならない。自分たちがどれだけ強くなれるかへの確信がまだなく、それがあのような間違いにつながる」

「最初のPKは起こり得る。ただ、メニャンがあのミスを犯して、自分のチームを不利にすることは理解できない。受け入れられない」

PKではなかった可能性も

批判の一方で、行為の経緯に触れる媒体もある。

メニャンが退場した際、邪魔をしていたアダムスにも警告が出ていた。

『ガゼッタ・デッロ・スポルトGazzetta』は、「メニャン、何という愚行」と見出しを打ちつつ、「だが疑問がある。PKは与えるべきではなかったのでは?」と掲げた。

記事は、VARが一連の流れを確認して主審の判断を支持したと伝えたうえで、試合後のあるフレームが議論を再燃させたと続ける。退場は妥当としつつ、メニャンがアダムスの顔に手を当て始めたのが、ボーンマスがコーナーキックを蹴る前だった可能性があり、規則上はPKを与えるべきではなかったかもしれないと指摘した。

ミラン側の言葉 アモリム監督とパヴロヴィッチ

アモリム監督は、メニャンの行為をやや不満に思っている様子だ。『スカイ』のインタビューでこう語った。

「退場の場面では、相手の選手がメニャンのポジションにいた。そしてこうなった」

メニャンのような経験豊富な選手がこうしたミスをするのは許されないのでは、という質問には次のように答えている。

「その通りだ。11対11を保たなければならない。とくに、最も経験のある選手たちはそうだ」

ミランのEL次節は、ここまで3戦全勝のフェレンツヴァーロシュ戦。守護神は出場停止となる見込みだ。

●マッチレポート:ボーンマス対ミラン

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