8月5日:プレシーズンマッチ(オーストラリア)
ミラン対インテル:マッチレポート
ミランスタメン
インテルスタメン
ミランとインテル、今季初のミラノダービーは1-1の引き分け
オーストラリアのパースにあるオプタス・スタジアム5日、ミラン対インテルのプレシーズンマッチが行われ、試合は1−1の引き分けで終了した。
多くの主力を欠く実験的な布陣で臨んだ両チームだったが、前半はミランが主導権を握った。
ミランはルベン・ロフタス=チークが中央から鋭い仕掛けを見せて攻撃を牽引したのに対し、インテルは前線へのボール供給に苦戦。フランチェスコ・ピオ・エスポジトとジャマル・イドリスは、ミランのマッテオ・ガッビアとストラヒニャ・パヴロヴィッチの守備に阻まれて孤立した。
試合が動いたのは後半開始直後だった。ニコロ・バレッラの折り返しをフェデリコ・ディマルコがタップインで押し込み、インテルが先制する。
追うミランは試合終盤、カルロス・アウグストのファウルによって獲得したPKをクリストファー・エンクンクが自ら決め、同点に追いついた。
3分のアディショナルタイムを経て試合はそのまま1-1で終了した。試合前には引き分けの場合にPK戦が実施されると告知されていたが、実際には行われなかった。
インテル公式YouTube
クリスティアン・キヴ(インテル監督)
試合を振り返って
「これは親善試合であり、8月の試合だ。我々のコンディションも相手のコンディションも万全ではない。足がまだ重い状態ではあったが、良いプレーをし、持てる力をすべて尽くそうと努めた」
収穫
「頭部を強打したビセックを除き、選手たちが無事だったことだ。それ以外のことは大した問題ではない」
ピオ・エスポジトとボニーについて
「彼らはチームでの居場所を自ら勝ち取った。才能と将来性を兼ね備えた若手であり、昨季も我々に大きな力をもたらしてくれた」
パヴァールからの良い手応えについて
「パヴァール、ビセック、バストーニ、カルロス・アウグスト……今ここにいる者たち全員から手応えを感じている。現時点で我々には(CBが)4人しかいないが、彼らは全力を尽くして素晴らしい仕事をしている。全員にプレー時間を与えることができて満足している」
ルベン・アモリム(ミラン監督)
チームの課題
「負けなかったことは重要だが、最も重要なのはチームとして改善していくことだ。我々は非常に良い形で試合に入り、素晴らしいプレスを見せた。しかしインテルは経験豊富であり、我々の意図をすぐに察知したため、前半終了間際から後半立ち上がりにかけて苦しい時間帯になった。その後は持ち直し、ラスト20分間は良い戦いができた。良いテストになったが、全選手を試すにはまだ多くの試合が必要だ」
ポジティブな要素
「ボールを素早く動かそうとする姿勢が見られた点だ。セルティック戦のようなリスクを冒すことなく、後方からのビルドアップを試みている。フィジカル面でも良い試合だった。コンディションはまだまだ上げられるが、全体としては良いプレーができたと思う」
**ラファエル・レオンのパフォーマンス評
「記者会見で話したことと同じだ。ミランの選手であるならば、それは幸運なことであり、プレーを楽しむべきだ。彼は楽しんでいるが、あくまでチームの一員である。今日彼はチームを助けてくれたし、それが何より重要だ。焦点を当てるべきはチーム全体だ。私は彼をエンクンクやカマルダ、その他の選手と同等に評価している。今日カマルダは非常によく走ってくれた。選手たちが成長しているのを実感している」
最も改善が必要な点
「全て。特にボールを保持している時のプレーである。ポゼッションを高められれば、守備で苦しむ時間は減る。しかしそれには時間が必要であり、取り組んでいかなければならない課題だ。苦戦を減らすためには、よりボールを保持する必要がある」
ソース:『スカイ』
以下は『スポルトメディアセット』による選手採点から一部抜粋。
ACミラン
ペルビス・エストゥピニャン:6 – 立ち上がりにひとつミスがあったものの、その後は良い仕掛けを見せ、ロッソネリの攻撃の組み立てに躍動感を与えた。
ゴンサロ・ラモス:6 – 短時間の出場ながら、素晴らしいクオリティを垣間見せた。
ラファエル・レオン:6.5 – やる気と試合に影響を与えたいという意欲に満ちていた。同郷ポルトガル人監督の就任や友人ゴンサロ・ラモスの加入が、彼を目覚めさせることになるのかもしれない。
クリストファー・エンクンク:7 – PK(かなり判定に恵まれたものだったが)を獲得し、非常に冷静に沈めた功績は極めて大きい。昨シーズンもチームに頻繁に貢献をもたらしていた。
インテル
アンディ・ディウフ:5 – 彼のポジショニングに関する議論は依然として続いている。右サイドでの起用は正解なのだろうか。カールスルーエ戦での2ゴールはあったものの、日常的なプレーにおいては逆効果となる要素があることを物語っている。このダービーでもバルテザーギにスペースを消され、自由を与えられなかった。
ルイス・エンヒキ:5 – 彼の投入によって右サイドのクオリティが向上したとは、決して言えない内容だった。
アレクサンダル・スタンコビッチ:6 – レジスタの役割に慣れてきた今、プレシーズンマッチとはいえダービーという独特の戦いにも適応していく必要がある。注意深さや意欲だけでは不十分であり、もうワンランク上のプレーが求められる。それでも、33本中31本のパスを成功させたという数字は、十分に役割を果たした証明と言える。
フェデリコ・ディマルコ:7 – これまでの試合でも見られたように、コンディションはすでに万全の領域にある。連係の細かな噛み合わせにはまだ欠ける部分もあるが、それについては開幕まで十分に時間がある。そして何よりゴールの味を忘れていない。先制点は、本物のストライカーさながらのワンタッチだった。
マッテオ・ラヴェッリ:6.5 – わずか7分で「ポチョ」のニックネームが伊達ではないことを証明してみせた。相手ペナルティエリア内で素晴らしい働きを見せ、バレッラによるディマルコへの先制点アシストを引き出した。その後、カウンターからあわや自身のゴールという場面も作った。
ソース:『スポルトメディアセット』
ビセックは無事を報告
インテルは試合終盤、ペルビス・エストゥピニャンとの空中戦でヤン・ビセックが頭部を痛めて退いた。
その様子が心配されていたが、自身のSNSでファンを安心させた。
ビセックは自身のInstagramストーリーズを更新。「生きてるよ」と無事を強調するとともに、寄せられた多くの心配や励ましのメッセージに対して「メッセージをありがとう」と感謝の言葉を綴った。
テュラムはそばに、パヴァールも「待ってる」と反応
一方、フランス代表として7月18日のFIFAワールドカップ2026を戦い抜いたマルクス・テュラムは、現在バカンス中だがそれでもインテルの試合をチェックしている。
テュラムはテレビでミラン戦を観戦している様子をSNSに投稿。チームメートの戦いに注目している様子だ。
この投稿に対し、バンジャマン・パヴァールは「待ってるよ」とコメントを寄せ、合流を心待ちにする姿勢を見せている。
ソース:『FcInterNews.it』


