結果を出すラウタロ、驚きのディウフ、辛抱のジョーンズ
例年よりも遅く、長い、新シーズン最初の代表ウィークによるリーグ戦中断の機会に、シーズン序盤戦のクラブのパフォーマンスに対する評価が下されている。『コッリエレ・デッロ・スポルト』はインテルの序盤戦を振り返り、証明を続ける選手、サプライズとのなった選手、まだ真価を発揮しきれていない選手をピックアップした。
結果を出し続けるラウタロ・マルティネス
昨季までは、圧倒的な結果を出してもなお「重要な試合で決められない」と言い張る向きがあったが、今シーズンのラウタロはいきなり違いを見せつけた。スクデット争いの最大のライバルと目されるナポリ戦では逆転勝利を決定づける2得点、首位に並ぶローマ戦でも同じく逆転につながるゴールを挙げた。
「ラウタロは変わらない」と同紙。リーダーであり、カピターノであり、チームを引っ張る存在だ。インテル加入後の通算得点は179得点に達し、アレッサンドロ・アルトベッリの持つクラブ通算得点記録まで、残り30得点に迫っている。
驚きのアンディ・ディウフ
クリスティアン・キヴ監督の大胆な起用は、見事に的中した形だ。アンディ・ディウフは今シーズン、右サイドでのプレーから好スタートを切り、ジネディーヌ・ジダンの目に留まってフランス代表初招集も果たした。
ナポリ、レアル・マドリー、ローマとの対戦はいずれも厳しい相手だったが、ディウフは見事にこなしてみせた。ここまで出場5試合で早くも3アシストを記録し、ニコロ・バレッラ、アレッサンドロ・バストーニに次ぐチーム3番目の出場時間を誇るフィールドプレーヤーとなっている。
フランス代表では左サイドとしてテストされる可能性もあり、プレーの幅が急速に広がっていくかもしれない。
まだ真価を発揮していないカーティス・ジョーンズ
一方で辛抱強く見守る必要があるのがカーティス・ジョーンズだ。リヴァプールとの交渉が長引いた影響でチーム合流が最も遅れた選手であり、すでに確立された、特に中盤の戦術に馴染むまでに時間がかかるのは当然と言える。
とはいえ、ナポリ戦で逆転劇の一因になるなど、実力の片鱗を見せる場面もあった。レアル・マドリー戦ではベルナベウでのミスはあったものの、それ以外は堅実なプレーを見せた。一方、オリンピコでの試合では後半開始早々に交代となるまで、目立った出来ではなかった。
期待値にはまだ届いていない印象であり、評価は今後の活躍次第で変わってきそうだ。

