まずは6月中にメインターゲットを獲れるか
インテルの補強に向けた動きが活発化している。19日にクリスティアン・キヴ監督とクラブ幹部による会議が行われたことを受け、翌日のイタリア紙はインテルのメルカートの動向に注目。現行の3-5-2システムから3-4-2-1への移行も視野に入れつつ、現時点での情報を整理している。
マヌ・コネ獲得へのタイムリミットとカルロス・アウグストの動向
インテルが中盤の最優先目標に据えているのが、ローマのマヌ・コネである。
『トゥットスポルト』および『コッリエレ・デッラ・セーラ』の報道によると、ローマはファイナンシャル・フェアプレー(FFP)の規則を満たすため、6月30日までに約6000万ユーロを調達する必要がある。
そのため、コネが売却候補の一人となっており、インテルはこの機を逃すまいと注視している。
ローマはコネの移籍金として4000万ユーロを要求しており、インテルはこのタイムリミットである6月30日までの決着を目指して交渉を進める方針だという。
インテルでは現在、カルロス・アウグストの放出が噂になっている。一部では、コネの取引に利用される可能性も指摘されているが、『コッリエレ・デッラ・セーラ』は否定的な見解を示している。
カルロス・アウグストに関する話し合いがローマとの間で持たれる可能性はあるものの、それはコネの移籍とは切り離され、7月以降に持ち越される見通しとのことだ。
ニコ・パスの不透明な去就とカーティス・ジョーンズへの関心
インテルは中盤の攻撃性を高めるため、インクルソーレ的な役割をこなせる人材の確保も目指している。ダヴィデ・フラッテージの退団が濃厚視されるなか、複数の候補がリストアップされている様子だ。
トップ下の補強として最も期待を集めるのがニコ・パスである。『コッリエレ・デッラ・セーラ』や『メッサジェーロ』は、同選手をインテルにとっての「大きな夢」と表現している。
しかし、その去就は極めて流動的だ。保有権を持つコモからレアル・マドリーが6月に買い戻す予定となっているが、最終的な方針はレアル・マドリーの新監督に就任するジョゼ・モウリーニョの判断に委ねられており、現時点では獲得の可否は不明となっている。
この状況下で、より現実的な選択肢として浮上しているのがリヴァプールのカーティス・ジョーンズである。
1月の段階でインテル移籍に前向きな姿勢を示しており、クリスティアン・キヴ監督も複数ポジションをこなせるMFとして高く評価している模様。インテルはコネとの「ダブル獲り」も排除していないとされる。
マルコ・パレストラへの熱視線
ウイングバックの補強においては、カリアリへのレンタル移籍からアタランタへ復帰するマルコ・パレストラが最大の標的となっている。
右ウイングバックのレギュラーであるデンゼル・ドゥンフリースには2500万ユーロの契約解除条項が存在し、契約満了も1年後に迫っているため去就は不透明な状態にある。
しかし、『コッリエレ・デッロ・スポルト』は、インテルによるパレストラへの関心はドゥンフリースの去就に関係なく、独立して進められていると伝えている。
キヴ監督はパレストラを左サイドでも起用可能と評価しており、将来性を見据えた長期的な投資として獲得を望んでいる。
ただし、『メッサジェーロ』が指摘するように、アタランタとの交渉は一筋縄ではいかない。昨年のアデモラ・ルックマンのケースが示す通り、アタランタとの取引は常に困難を極めるため、粘り強い交渉が必要となる。
パレストラを左右どちらでも起用する想定で獲得するのであれば、カルロス・アウグストの放出も現実味を帯びてくる可能性がありそうだ。
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