不透明さを増す来季インテルのGK
インテルのゴールマウスを巡る動向が、来シーズンに向けて不透明さを増しているようだ。
揺らぐヴィカーリオへの確信と、ジョゼップ・マルティネスの台頭
現在の守護神であるGKのヤン・ゾマーは契約満了が近づいており、残留の可能性は低いとみられている。
当初、後継者の筆頭とされていたトッテナムのグリエルモ・ヴィカーリオについては、この数週間でやや熱が冷めているようだ。
ヴィカーリオ自身はイタリア復帰に前向きな姿勢を示しているものの、所属クラブであるトッテナムとの具体的な交渉には至っていない。
その背景には、現在のセカンドGKであるジョゼップ・マルティネスの存在がある。2024年夏にジェノアから約1400万ユーロで獲得されたスペイン人GKは、クラブが期待していた通りのクオリティを披露しており、フロント陣に再考を促している。
フィリップ・スタンコヴィッチ復帰の可能性
直近では、レジェンドであるデヤン・スタンコビッチの息子であるフィリップ・スタンコビッチの復帰も報じられた。
インテルは、ヴェネツィアに放出した際、将来的な売却額の50%を受け取る権利を保持しており、実質的に市場価格の半額で買い戻すことが可能だ。
クラブとの深い結びつきも考慮すれば魅力的な選択肢に映るが、マッテオ・モレット氏によれば、現時点でインテルが彼の復帰を真剣に検討している形跡はないという。
来季の構成を左右する決断
もしジョゼップ・マルティネスを正守護神として据えるのであれば、フロントは経験豊富なベテランをバックアップとして確保する方針を採るだろう。その意味で、フィリップ・スタンコビッチは候補から外れても不思議ではない。
一方で、ヴィカーリオ獲得に踏み切る決断を下した場合、継続的な出場機会を求めるジョゼップ・マルティネスが移籍を志願する可能性も否定できない。その場合、信頼に足る第2GKの確保が急務となる。
インテルのゴールマウスを巡るパズルは、まだ完成の兆しを見せていない。
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