パレストラ「飛躍の準備はできている」カリアリで覚醒した万能サイドバックの野心と軌跡

インテルなどが獲得を狙うイタリア代表

カリアリのマルコ・パレストラが『DAZNイタリア』の番組『My Skills』に出演し、自身のキャリアやプレースタイルについて語った。

同番組は『EA SPORTS FC』シリーズとコラボレーションし、トップ選手のスキルやプレースタイルを掘り下げる企画である。今季、ゲーム内でセリエA最優秀サイドバック(チーム・オブ・ザ・シーズン)に選出された若きDFが、現在の心境を明かしている。

コンバートが転機となったキャリア

パレストラは、現在主戦場としているサイドバックへのコンバートの舞台裏を語った。

「U-16までは中盤でプレーしていた。だがU-17の時、負傷者の影響で左サイドバックが不在となり、監督に代役を任された。最初の練習の時は、やりたくなくてひどく腹を立てたのを覚えている。しかし、そこで良いプレーを見せることができ、3試合後には右サイドへ完全に移った。その時に『ここが僕の居場所だ』と理解した」

また、自身の経験を踏まえ、若手選手が複数の役割を担う重要性についても説いている。

「以前はインサイドハーフやアンカーを務めていた。若い選手はサッカーを理解するためにも、多様なポジションを試すべきだと思う。もし僕が中盤を続けていたら、おそらくここまで辿り着けなかっただろう。当時は目を引くような選手ではなかったからね」

両足の精度と左右への対応力

左右両サイドをハイレベルにこなすパレストラだが、自身の適性については次のように述べている。

「選べるなら右だと言いたいが、左でも心地よくプレーできている。両方のサイドでプレーすることに全く問題はない」

その多才さを支えるのが、精度の高い両足だ。

「左足を使えば使うほど、上達している実感があった。相手を抜く際など、あえて左足を使う場面もある。シュートを打つのは右足だが、特に意識しているわけではなく、両足を使うのは僕にとって自然なことだ」

ビッグクラブへの挑戦と古巣への感謝

今季の躍進により、インテルをはじめとするビッグクラブからの関心も噂されている。パレストラ自身も、さらなる高みを見据えている。

「ステップアップへの準備はできていると感じている。今シーズンのどの試合も、僕に自信を与えてくれた。カルチョをやる以上、トップ選手になるための野心を持つべきだ」

一方で、自身の基礎を築いた古巣アタランタへの敬意も忘れていない。

「幼少期から昨年までアタランタに在籍した。素晴らしい経験ばかりだった。遠征やセリエAでのデビューなど、すべての思い出が特別だ。アタランタには感謝の言葉しかない」

2023-24シーズンのアタランタによるヨーロッパリーグ(EL)制覇についても言及した。

「僕もELを制覇したメンバーの一人だ。グループステージのラコフ戦で10分間プレーした。ただ、自分のタイトルだという実感はあまりない。準決勝のマルセイユ戦などには帯同したけど、決勝のメンバーには入っていなかったし、メダルは持っていないんだ」

大きな飛躍を遂げた1年を「人生を変えてくれた素晴らしい年」と振り返ったパレストラ。セリエAで存在感を放つ若きサイドバックは、さらなる野心を胸に次なるステージへと向かっている。

Mad in Italy|イタリアの“遊び心”をまとうメガネとサングラスの哲学[PR]

この記事が気に入ったら
フォローしてね!