「インテルに負けて正気を失うのはもったいない」
インテルは21日、コッパ・イタリア準決勝セカンドレグでコモを対戦し、3−2の逆転勝利を収めた。
2試合合計2−3で敗退が決まり、再びインテルに屈したコモのセスク・ファブレガス監督が、試合後の会見で以下のように語った。
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試合を振り返って
「私は怒っていない。まずは決勝に進出したインテルを祝福したい。彼らは対戦するのが非常に難しい相手だ。皆さんは『失望』という言葉を使うが、今の状況にその言葉は当てはまらない。サッスオーロ戦での敗北は痛かったが、今日は違う。今日、我々はイタリア最強のチームと対等に戦えることを証明した。彼らは残り4、5試合を残してスクデットを決めるチームだ」
「インテルは長く一緒にプレーしている完成されたチームだ。対して我々は今チームを構築している最中であり、セリエBから上がってきたばかりだ。そんな我々が、代表クラスの選手ばかりのチームと互角に渡り合っている」
「ここで『誇りに思う』と言うと、皆さんはまた、私を敗北主義者だと呼ぶだろう。だが、選手たちがポジティブな反応を見せてくれたことに、私は安らぎすら感じている」
「悔やまれるのは、前半のチャンス逃したこと、そしてディアオが3-1にする好機を逸したことだ。パフォーマンスに差はなかったが、決定力の差が勝敗を分けた。これは我々のプロセスにおいて、至極当然のことだ」
クリスティアン・キヴ監督への評価
「非常に素晴らしい。私はとても満足している。私はユース時代にクリスティアンと対戦したこともあるが、今の彼の仕事ぶりをうれしく思う。優れた選手がいれば勝つ確率は上がるが、彼は実に見事な仕事をしている」
2点リードからの敗戦
「私は多くの勝利を経験したが、それ以上に負けてきた。負けることの意味を知っているからこそ、我々が今成し遂げていることに価値を見出している。たとえ勝っていたとしても、私は同じことを言っただろう。将来、我々はもっとうまく試合を締めくくれるようになるはずだが、今はこういうことが起こり得る。これほどのパフォーマンスを見せるのは、決して簡単なことではないのだ」
ハカン・チャルハノールについて
「彼のような選手はそう多くは存在しないと言いたい。私は彼に惚れ込んでいる。相手メンバーを見る時、まず彼が出場しているかどうかを確認するほどだ。彼は卓越している。彼のような選手は、完璧な守備に阻まれても常に解決策を見つけ出す。ピルロ、モドリッチ、クロース……そういった選手と同じ類だ。あのレベルでチームを操る姿を見るのは、本当に信じられないほど素晴らしい体験だ」
UEFAチャンピオンズリーグ出場権を目指して再出発
「もう切り替えている。すでに選手たちとは話した。今日は悲しみがあるだろうが、明日は家族と休み、明後日には仕事に戻らなければならない。我々は非常に良いカルチョをしているが、まだ何かが足りない。だが、私はこうした負け方をしてすぐに再始動する方を好む」
「コッパ・イタリア準決勝でインテルに負けたからといって、正気を失うようなことがあってはならない。それはあまりにもったいないことだ。選手たちは、カルチョには失望がつきものであることを理解しなければならない」
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