ハカン・チャルハノールとスチッチで3得点、ジョゼップ・マルティネスの好守も光る
21日にコッパ・イタリア準決勝セカンドレグのインテル対コモが行われ、ホームのインテルが3−2で逆転勝利を収めた。
ファーストレグを0−0で終えていたこのゲームは、立ち上がりにコモが主導権を握る展開に。9分にケンプフがクロスバーを叩くなど、インテルはピンチが続いた。
32分、コモはバトゥリナのゴールで先制すると、後半の立ち上がりにはピオトル・ジエリンスキのパスをカットしてインテルの攻撃を阻止したところから速攻を仕掛け、ダ・クーニャが追加点を奪った。
厳しくなったインテルだが、ハカン・チャルハノールを中心に反撃に転じた。
69分、ペタル・スチッチの落としを受けたチャルハノールが強烈なシュートを突き刺して、まず1点を返す。
その後も、この日のチャルハノールはミドルシュートのインパクトが普段以上に際立ち、たびたびチャンスに絡んだ。86分には、スチッチが左サイドからフェイントを入れてクロスを上げると、中央でフリーになっていたチャルハノールがヘディングで合わせ、同点弾を決めた。
さらにその3分後、チャルハノールのパスを受けたスチッチが巧みなボールタッチからゴール右隅へ流し込み、ついに逆転に成功。難敵を相手に2点差をひっくり返したインテルが、16回目となるコッパ・イタリア決勝進出を果たした。
インテルの主な採点
ハカン・チャルハノール
FcInterNews:7.5 – 彼のエリアにはライン間で常に厄介な動きを見せるニコ・パスがいた。味方の動き出しが鈍く、なかなかリズムを上げられない中、自身の十八番であるミドルシュートで局面を打開しようと試みた。最終的に自らエリア内に侵入し、ヘディングで2-2の同点弾を叩き込みサン・シーロを熱狂させた。仕上げはスチッチへのアシストで恩返し。圧巻の2ゴール1アシスト。
スポルトメディアセット:8 – 膨大な数のボールを捌き、インテリジェンスを感じさせる配球を見せた。周囲のミスに振り回される場面もあったが、自らの力で反撃の狼煙となるゴールを奪う。さらにセンターフォワードさながらの動きで同点弾まで決め、獅子奮迅の活躍を見せた。
(→60分) ペタル・スチッチ
FcInterNews:8 – 69分、投入後すぐにチャルハノールへ繋いでチームとスタジアムをよみがえらせると、同点弾の場面ではトルコ人の頭へ完璧なクロスを供給。最後は夢のような決勝ゴールを叩き込み、わずか30分間で仕事を完璧に完遂した。
スポルトメディアセット:7 – 投入直後こそ精度と集中力に欠けるプレーが見られたものの、試合終盤に立て続けに「傑作」を生み出した。チャルハノールへの同点アシスト、そして勝利を決定づける強烈な右足のシュート。試合をひっくり返した主役の一人。
ジョゼップ・マルティネス
FcInterNews:7 – 開始直後、キヴ監督からキックのミスを注意されたが、これはコモのような相手には極めて重要な指示だった。バスケットボールのように素早くリスタートを狙う意識が見られた。守備面でも、バトゥリナの決定機を体で阻むなど健闘。失点場面はノーチャンスだった。
スポルトメディアセット:7 – 両チームのGKの中で、明らかに最も多忙な時間を過ごした。前半のバトゥリナへのビッグセーブを含め、難易度の高い対応を幾度も披露。後半、ディアオのシュートを防いだプレーは、インテルを敗北の淵から救い出す極めて重要なものだった。
アンジェ=ヨアン・ボニー
FcInterNews:6 – 特性的にはエスポジトよりもこの試合に適していたが、相方の
マルクス・テュラム同様にパフォーマンスは断続的だった。狭いスペースでのプレー、ヴァン・デル・ブレンプトを翻弄したルーレットは観客を沸かせたが、裏への抜け出しが皆無だったことで、自身の良さを消してしまった。
スポルトメディアセット:4.5 – 明らかに彼の時期ではない。エスポジトを差し置いて先発したが、テュラムとの相性も完璧とは言えず、適切なポジションと動きを見つけるのに最後まで苦労した。
フランチェスコ・アチェルビ
FcInterNews:5.5 – ドゥヴィカスに対し、時には力技、時には経験を駆使して対応。二度ほどボールを運んでハーフウェーラインを越えようとしたが、すぐに無謀だと悟った。前半終了間際、ニコ・パスのカウンターを正しいポジショニングだけで阻止し鼓舞したが、終盤に失速。ディアオに致命的なミスを犯したが、相手のミスに救われた。
スポルトメディアセット:5 – この年齢のディフェンダーにとって、ドゥヴィカスのマークは決して容易な任務ではない。経験を頼りに必死に耐えていたが、それだけでは不十分な場面が散見された。
ピオトル・ジエリンスキ
FcInterNews:5 – 立ち上がりに左サイドを個の技術で突破し、ボニーが反応していれば先制点という場面を作ったが、そこから暗転。彼ほどの選手が犯すべきではない初歩的なパスミスを後半開始早々に犯し、コモに2点目を献上する原因を作った。
スポルトメディアセット:5.5 – 得意なはずの役割で技術の片鱗は見せたが、適切なスペースをほとんど見つけられなかった。コモの2点目のシーンでは、隙を突かれてしまった。
クリスティアン・キヴ監督
FcInterNews:7 – 今季4度目となるコモ戦も、2点先行される苦境となったが、またしても3-2の逆転劇を演じた。交代策が的中。ディウフ、そして何より30分間で2アシスト1ゴールのスチッチが試合を蘇らせた。相手の決定力不足に救われた面もあるが、試合をひっくり返した手腕は評価されるべき。
スポルトメディアセット:6.5 – 逆転勝利の味を占めたようだ。新人監督に近いキャリアでありながら、こうした粘り強さをチームに植え付けているのは見事というほかない。

