【特別企画】大人になったティフォージへ。愛を密やかに纏う「首元の戦術」[PR]

バストーニ騒動を振り返るキヴ「前日のあの発言が…」インテル指揮官の後悔

イタリアダービー特有の熱気を強調

インテルのクリスティアン・キヴ監督が、『コッリエレ・デッロ・スポルト』のインタビューに応じた。その中で、ユヴェントスとのイタリアダービーで起き、しばらく尾を引いたアレッサンドロ・バストーニの騒動にも言及した。

バストーニはこの試合でピエール・カルルと接触した際、ハデに転倒してレッドカードを誘発したことで、大きな騒動になった。以降、さまざまなスタジアムでブーイングの対象となっている。

キヴ監督は試合前日の会見で、次のような発言をしていた。

「(判定の問題は)何年も続いている話で、我々は常に同じことを話している。VARの前もそうだったし、今もそうだ」

「私は、監督が『失礼、審判が私を有利にしてくれた』と言うのを見てみたいものだ。自分のチームに不利な判定が下された時だけ、いつも不平を言う。ミスは人間的なものだ。イタリアサッカーの問題は審判ではない」

●キヴ監督ユヴェントス戦の前日会見

それだけに試合後の発言は歯切れが悪く、キヴ監督本人としても悔いが残っているようだ。

●キヴ監督:ユヴェントス戦後の談話

「最も難しかったのは、その前日にあの発言をしてしまっていたことだ。それを口にしたことを後悔した」

「ユヴェントス戦の後、私には2つの選択肢があった。自分の言葉を擁護するか、あるいは自分の選手を擁護するかだ。私は後者を選んだ。なぜなら、サッカーの枠を超えた状況が生まれていたからだ。ミスをすることも、シミュレーションをすることもあるが、あのときは度を越していた。そうなったのは、誰もが我々がユヴェントスに勝たないと予想していたからであり、多くの人々にとって面白くない結果だったからだ」

火に油を注ぐようなこととなり、バストーニへの批判は苛烈を極めた。

「影響は大きかった。しかし、彼はそれをチームメートに見せないように振る舞う賢さを持っていたし、周囲の仲間も常に彼のそばに寄り添っていた」

「ただ、レッチェやコモでのブーイングには衝撃を受けた。私に言わせれば、あれはシミュレーションではないし、バストーニの責任でも主審の責任でもない。VARが介入できない事案だったというだけだ」

「客観的に見て、我々だけでなくユヴェントスの選手の一部にとっても、あれは明らかなファウルに見えただろう。カルルにイエローカードが出されるべきだったかと言われれば、それはない。手はかかっていたが、バストーニが大げさだった。イタリアダービーという舞台で、感情的にどのような心理状態になるのかは、実際にプレーした者にしか理解できない」

その上で、一部のコメンテーターには不満がある様子だ。

「元選手たちが、まるで恥ずべき出来事であるかのようにこのエピソードを語っていたことには憤りを感じる。ブラフであろうとなかろうと、こうした事象は何年も前からずっと起きていることだ。これほどの騒ぎになったのは、これまでに見たことがない」

【特別企画】説明は少なく、より強い存在感を。老舗「Fumagalli」が示す大人の美学 [PR]

●キヴの「聖人」の仮面を剥いだのはインテル——イタリアダービーを汚した欺瞞と誤審の代償
●「バストーニだけか?」サレマーカーズの転倒にインテリスタ激怒。ダービーを前に“演技”巡る議論再燃

この記事が気に入ったら
フォローしてね!