ドイツ代表デビューを待つインテルDF
インテルのヤン・ビセックが18日、ドイツ代表として記者会見に臨んだ。
ビセックはインテルでの活躍が評価され、ドイツ代表から初招集を受けた。初めてのドイツ代表戦でイタリア代表と対戦する点も、注目を集めている。
イタリアとドイツ、両国で注目を集めるビセックが、記者の質問に答えた。
初招集
「初めてだから、焦らずにじっくり取り組む必要がある。まずは学ぶことが大事だし、ディフェンスリーダーのアントニオ・リュディガーから多くのことを学んでいるよ。ほかの選手たちはすでに経験豊富で、おそらく監督が求めることも僕より理解している。だから、ユリアン・ナーゲルスマンが時間をかけてチャンスをくれることを願っている。今すぐでなくても、いずれはね」
FIFAワールドカップの夢
「間違いなく目標だけど、そこに到達するためにはまだ多くのことが必要だね。もちろん、2026年には僕も25歳になっているし、大きな国際大会に出るのにちょうどいい年齢だと思う。だからこそ、W杯は僕にとって確実に目標の一つだ」
イタリア代表と対戦
「イタリアは戦術的に非常に優れたチームだ。準備も入念で、明確なゲームプランを持ってくるはずだね。簡単な試合にはならない。過去の対戦? あまり意識はしていないけど、イタリアが強敵であることは間違いない。僕たちは自分たちが強いチームであると確信しているし、大事なのはそれをピッチ上で示すことだよ」
「イタリアの守備理論は世界で最も優れている。すでに多くを学んだし、まだまだ学ぶことがある。イタリアでは戦術に非常に重点を置いていて、時には90分間ずっと戦術練習をすることもある。それが試合のスタイルにも表れているね」
UEFAチャンピオンズリーグでインテルはバイエルン・ミュンヘンと対戦する
「バイエルンは攻守ともに非常に優れた選手がそろっている。特にアリアンツ・アレナでの第1戦は簡単ではない。でも、僕たちは好調だし、しっかり準備できている。恐れるものは何もない。自分たちの実力を発揮できれば、必ず良い結果を出せると信じているよ」