カリアリ撃破で大きな勝ち点3を獲得
22日に行われたセリエA第17節で、ヴェネツィアはカリアリに2−1で勝利を収めた。ヴェネツィアにとっては、第10節ウディネーゼ戦以来、7試合ぶりの白星だ。
フィリップ・スタンコビッチのファインセーブでカリアリに先制点を許さなかったヴェネツィアは、38分にガエターノ・オリスターニオのドリブル突破からフランチェスコ・ザンパーノが先制点を決めて折り返した。
後半はオリスターニオの得点が不運なオフサイドで取り消される場面もあったが、マリン・シュベルコの粘り強い得点でリードをひろげ、2−1で逃げ切りに成功した。
ディ・フランチェスコが称賛
エウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督は、試合後の会見で勝利の立役者に触れている。『TMW』が伝えた。
「（下位対決で）特別なプレッシャーをかけたくなかったから変わったことは言わなかったが、この勝利は2倍の価値がある。スタンコビッチの活躍も大きかった」
「オリスターニオは素晴らしい将来性がある若手だ。カリアリ時代は途中出場が多かったが、いまは継続して出場している。以前に比べて意識が高まったと感じる。彼は特別な若手で、慎重かつ丁寧に扱う必要がある」
「ただ、油断をしてはいけない。『オレはできる』と思い始めたところで足を取られる若手は多い。それでも、彼がここにきてから大きく成長しているのは間違いないないね」
オリスターニオ「スタンコビッチと最高のバランス」
オリスターニオも記者会見でコメントを残した。
「僕はFWとしてゴールを目指した。スタンコビッチはGKとしてセーブをした。最高のバランスだね。チーム全体が良かった」
「なぜカリアリは僕を完全移籍で獲得しなかったのかって？ それは僕が答えることじゃないよ。でも、ヴェネツィアを選んで満足している。ヴェネツィアは僕を信じてくれるし、後ろを振り返ることはしないよ」
