「フィジカルが良いときは見事なのに…」
インテルのレジェンドであるジュゼッペ・ベルゴミ氏が、インテルの問題を『ガゼッタ・デッロ・スポルト』で指摘した。
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インテルはボローニャに敗れて首位ナポリとの勝ち点差が18までひらき、再び非難を浴びている。ベルゴミ氏は次のように話した。
「シーズンのこの時期にこれだけの差はあまりに大きい。2023年のインテルは好発進だった。ナポリを倒して勝ち点8差とし、この勢いに乗って、というところでモンツァに2-2で引き分けた」
「これは自分たちの前に休みしらずで毎試合相手を上回って大きなリードがあるチームがいるときには許されない。ナポリはとても良いプレーをしているが、インテルもフィジカル的に良い状態のときはとても良い。問題は、そのパフォーマンスを数試合維持できないところだ」
また、ベルゴミ氏は、ピッチ上での問題も指摘した。
「インテルは最もドリブルが少ないチームだ。個人で突破しないから、数的優位をつくれない。それだとどこが相手でも厳しくなる。特にアウェーではね」
インテルは今季のセリエAでホームゲームは10勝2敗と結果が出ているのに対し、アウェーは5勝2分け5敗という結果。ホームゲームのペースで勝ち点を重ねていれば、ナポリとの勝ち点差は5で、今頃優勝争いと言われていたかもしれない。
