ルカクPK弾でインテル勝利。ミランと勝ち点1差に【インテル対ナポリ】

インテルは16日、セリエA第12節のナポリ戦をホームで戦い、1-0で勝利を収めた。

インテルとナポリの上位対決は、アウェーチームが立ち上がりにアクシデント。12分にメルテンスが負傷し、交代を余儀なくされる。

それでも主導権を握ったのはナポリ。ボールを支配して多くのパスを回した。しかし、インテルは堅い守備で対応。冷静に守って決定機は与えず、17分にはラウタロ・マルティネスに惜しい反転シュートもあった。

後半も試合展開は変わらず。しかし60分、インテルはブロゾビッチが足首を痛める。一度はプレーを再開するも結局交代となった。だが、代わりに入ったセンシが決定的な仕事をする。70分、ルカクの落としを受けたセンシがシュートを放つと、これはブロックに遭うも、ゴール前にこぼれたボールにダルミアンが反応。GKに倒されてPKを獲得する。これをルカクが決めて、インテルが大きな先制点を手にした。

このPK判定の際に抗議をしたインシーニェが退場したナポリは、10人で1点を追う展開。リスクを冒して攻め込みチャンスもつくるが、インテルの守護神ハンダノビッチが立ちはだかり、ゴールを奪えない。

インテルが逃げ切り、試合は1-0で終了。同日の試合でミランがジェノアに引き分けたため、インテルは首位と勝ち点1差に迫っている。