冨安健洋をメンタルを信頼するミハイロビッチ「彼は日本人、残ることになっても問題はない」

移籍噂の冨安健洋が招集メンバー入り

ボローニャが27日、翌日行われるセリエA第2節アタランタ戦に向けた招集メンバーを発表した。シニシャ・ミハイロビッチ監督が、試合前日会見で冨安健洋に触れている。

冨安は今夏、移籍の噂がつきまとった。現在もイングランド行きの可能性は伝えられているが、28日のアタランタ戦に向けた招集メンバーに入っている。

ミハイロビッチ監督は冨安の移籍話について、「移籍することになれば、彼のためにうれしいし、私もうれしく思う。獲得したときはほとんど知られていない選手だったのが、プレミアのクラブでプレーすることになるのだからね。残ったら残ったで、私がうれしいよ」と語っている。

冨安本人はイングランド行きを希望していると言われているが、指揮官は大きな問題にならないと主張している。「彼は日本人で、正しいメンタリティの持ち主だ。よそのクラブへ行くことができなかったとしても、問題はないだろう。メルカートが閉鎖となるまで、彼の気持ちが多少別のところにあったしても、ヨーロッパ人に比べると起用可能な姿勢でいるし、彼は素晴らしい男だ。だから、自信を持って明日の試合に連れて行く」と述べた。

ただ、「フィジカル面はまだ万全ではない」とのこと。それでも、「我々はやや台所事情が厳しいからね。10分~15分で我々の助けになってくれるかもしれない」と、ベストな状態でなくとも起用する可能性があると語った。

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冨安健洋について問われてこたえるミハイロビッチ

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