カザデイがドッピエッタ、バルダンツィらも躍動
U-20ワールドカップ2023グループD第1節のU-20イタリア代表対U-20ブラジル代表が21日に行われた。3-2でイタリア代表が勝利を収めている。
いきなり強国と当たったイタリアは、良い形で試合に入る。11分、左サイドからリッカルド・トゥリッキアがクロスを入れると、チェーザレ・カザデイが中央で競り勝ってファーに流れたボールをマッテオ・プラーティが右足で押し込んで先制する。
その後も主導権を握ったのはイタリア。ブラジルはチームとしての完成度が低く、個の力が中心で、イタリアの方が明らかに組織的だった。10番のトンマーゾ・バルダンツィが中央で変化をつけるなどアクセントになり、ブラジルの守備を崩していく。
27分にはイタリアが追加点。17歳シモーネ・パフンディのCKにカザデイがヘッド。自身の真下に落ちて弾んだボールを自らもう一度ヘディングで押し込んで2点目とした。
35分には速攻でチャンス。パフンディのパスを受けたカザデイが倒されてPKを得ると、これをカザデイが自ら決めて3-0で折り返した。
後半に入ってブラジルはメンバーを変更などで流れをつかみ2点を返したが、イタリアが逃げ切りに成功。自信につながる白星発進となった。
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