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スタンコビッチが“初白星”「これがグループの作り方」

延長PKの末にコッパ・イタリア16強へ

20日に行われたコッパ・イタリアでサンプドリアはアスコリと対戦し、PK戦の末にラウンド16を決めた。デヤン・スタンコビッチ監督が、試合後にコメントを残している。

今月6日からサンプドリアを率いているスタンコビッチ監督。ここまでボローニャに引き分け、ローマに敗戦と、未勝利が続いている。初めての歓喜はセリエB11位の格下が相手だったが、延長戦で勝ち越しを許しながらも終了間際に追いつき結果を手にしたことは、サンプドリアにとってプラスなはずだ。

スタンコビッチ監督が試合後、次のように語っている。

「かなり苦しんだ。ただ、苦しみを知るからこそ、喜びがある。選手たちはなんとしても勝ちたいという気持ちを持っていたね。ビハインドになっても諦めなかった。彼らの勝利だ。素晴らしかったよ。ともに苦しみ、ともに勝つ。それがグループの作り方だ」

「シーズンの流れを変えることができるかもしれない。私は試合前、ピッチでは選手である前に男であるようにみんなに話した。セリエAにおいては、誰もが優れた選手だ。それが当然だね。そんなときに、仲間を見て、仲間と苦楽をともにしようと言った。とにかく団結なんだ。その精神があってこそ良い刺激が生まれるものだね」

セリエA次節は、19位クレモネーゼとの大一番。記録上は引き分けだとしても、スタンコビッチ監督とサンプドリアにとっては重要な“初白星”だ。

PKも大激闘だったサンプドリア対アスコリ

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