【tab:概要・みどころ:非表示】
(試合のポイント・見どころをここに書く)
【tab:予想スタメン:非表示】
(予想スタメンをここに書く。キックオフ後、実際のメンバーが判明したら、このタブ名を「予想スタメン」から「スタメン」に書き換えて中身も差し替える)
【tab:マッチレポート】
9月6日に行われたセリエA第3節、ユヴェントス対ミランのビッグマッチは、1−1の引き分けに終わった。両チームともに勝ち点を7とし、コモと並んで首位インテルおよびローマを勝ち点2差で追う展開となっている。
お互いに開幕2連勝同士で迎えたこの一戦、前半から試合を優位に進めたのはユヴェントスだった。
フランシスコ・コンセイソンの仕掛けを中心に攻撃を組み立てると、25分にはマヌエル・ロカテッリに絶好の好機が訪れたが、左足のシュートは枠を捉えきれない。ニコ・ゴンザレスのシュートはマイク・メニャンに阻まれるなど、0-0で折り返した。
後半に入ってもユヴェントスが攻勢を保ち、59分には相手のミスからコンセイソンが力強い左足シュートを放つも、これはポストを叩いた。
均衡が破れたのは68分だった。ルベン・アモリム監督がインサイドハーフ陣を一新すると、ランダル・コロ・ムアニのロストから交代出場のサミュエル・チュクウェゼが高速カウンターを発動。ペナルティーエリア左でパスを受けた同じく途中出場のアルファジョ・シセが鮮やかなコントロールから右足を振り抜き、GKグリエルモ・ヴィカーリオの抜いて先制点を奪った。
追う展開となったルチアーノ・スパレッティ監督は、ニック・ウォルトメイドを投入して反撃に出て、84分に惜しい場面を作る。さらに指揮官は土壇場でフェデリコ・ガッティを実質的なストライカーとして前線へ上げる決断を下す。
この采配が後半アディショナルタイムに結実。トゥーン・コープマイネルスのクロスにガッティが頭で合わせ、ミランの逃げ切りを打ち砕く、土壇場の同点弾を叩き込んだ。
【tab:採点】
ユヴェントスの主な採点
フランシスコ・コンセイソン
TMW:6.5 – 躍動感があり危険な存在だった。ミラン守備陣にとって終始「側腹のトゲ(絶え間ない脅威)」であり続けた。後半、試合の均衡を破るはずだったシュートがポストに拒まれたのは不運だった。
スポルトメディアセット:6.5 – 激しく動き回り、間違いなくチーム最大の発火ポイントだった。前半はメニャンに一筋縄ではいかない2度のセーブを強いらせ、後半にはポストを叩いた。
(→64分) トゥーン・コープマイネルス
TMW:6.5 – 92分、ガッティの同点ゴールを導いたクロスは完璧だった。トップ下からボランチまで、チームのために自らを捧げて柔軟に対応した。
スポルトメディアセット:6.5 – ガッティの頭へ正確なボールを届け、同点弾をお膳立てした功績は大きい。
ケリム・アライヴェゴヴィッチ
TMW:5.5 – 開始わずか2分でシュートを試みたものの、その後はピッチから姿を消し、一切インパクトを残せなかった。爪痕を残せないまま途中交代となった。
スポルトメディアセット:5.5 – 面白い閃きをいくつか見せたが、後半になると消えてしまった。
ランダル・コロ・ムアニ
TMW:5 – 前半の45分間は完全に影を潜め、ミランの守備陣に完璧に封じ込められた。後半に入ると、あえて言えばさらに状況は悪化した。本来の姿には程遠く、もしこれが通常運転なのだとすればユヴェントスにとって非常に深刻な問題となる。
スポルトメディアセット:4 – 何ひとつ成功させられず、信じられないほどの量のボールをロストした。唯一の好プレーは、コンセイソンへ送った素晴らしいパスだけであった。
(→88分) フェデリコ・ガッティ
TMW:7 – 途中出場から、順位表にとっても士気にとっても超貴重な勝ち点1をもたらすゴールを奪取。スパレッティ監督の一世一代の賭け(土壇場でのパワープレイ)が見事に結実した。
スポルトメディアセット:7 – ヘディングでユヴェントスを救い出した。「スクランブル出撃のセンターフォワード」としては、コロ・ムアニよりもはるかに機能していた。
ルチアーノ・スパレッティ監督
TMW:6 – 非常事態のなか、やるべき戦術が明確に浸透したチームをピッチに送り出した。彼のチームが敗北を喫することは全くもって不当であり、最終的には土壇場の一手が引き分けという結果を彼にもたらした。
スポルトメディアセット:6.5 – ユヴェントスの同点ゴールは、彼の交代策から生まれた。コープマイネルスのクロスからガッティのゴールという狙い通りの展開だった。
ミランの主な採点
ディエゴ・モレイラ
MilanNews:5 – 忘れたいスタメンデビューとなった。攻撃面ではプレーのテンポを崩すことが多く、スパレッティ監督がインサイドへ左足で簡単に展開させないよう仕向けていたチェリクを一度も破ることができなかった。守備面でもアライベゴヴィッチに対して強さがなく、軟弱だった。
スポルトメディアセット:4.5 – 混乱を招き、ドタバタしたプレーに終始。多くのボールを失い、クロスを上げるスペースを得た場面でも、そのほとんどが精度を欠いて枠外に外れた。
コニ・デ・ヴィンター
MilanNews:7 – 見事な大活躍。コロ・ムアニの空中戦を完全に制し、完全に無力化した。VARでも妥当と判定されたこのフランス人FWに対するインターセプトから、ミランに先制点をもたらす攻撃の起点となった。
スポルトメディアセット:7 – ノーミス。的確なカバーリングとタイミングの良いインターセプトを披露した。
(→60分) アルファジョ・シセ
MilanNews:7.5 – 見事なゴールを決めた。トラップは素晴らしく、ヴィカーリオを打ち破った右足のコントロールショットは一流選手のそれだった。トリノでの2試合で今季リーグ戦2ゴール目。現時点で同ポジションのチームメイトたちと比べ、ミランにより多くのものをもたらすことができるトップ下であると感じさせる。
スポルトメディアセット:7 – ファーストプレーでネットを揺らした。冷静かつ正確。初ゴールを決めたトリノFC戦に続き、トリノの地は彼と相性が良いようだ。
ゴンサロ・ラモス
MilanNews:5.5 – 前線で苦戦したものの、非保持の局面では献身的に働いた。センターフォワードとしてプレーできるボールがただの一度も供給されなかったという非常に大きな同情の余地はあるが、パフォーマンスとしては一歩後退。
スポルトメディアセット:5.5 – 前線全域を幅広く動き回ったものの、相手を刺すような決定的な怖さは与えられなかった。
ルベン・アモリム監督
MilanNews:6 – 初期配置は当たったとは言えず、チームは攻撃の組み立てに苦戦。ラビオやモレイラといったコンディションが整っていない選手が多く、サレマーカーズも良いパフォーマンスを見せられなかった。ミランが生み出した内容を考えれば、引き分けという結果が妥当だろう。
スポルトメディアセット:6 – チームとしての戦術的アイデンティティは見られるものの、決定的なチャンスを構築することに苦しんでいる。
【tab:談話】
ルチアーノ・スパレッティ監督(『DAZNイタリア』、会見)
試合内容
「我々が分析した内容は誠実かつ正確であり、私もその点を強調しておきたい。チームはしっかりと試合を作り上げたのだから、それこそが今後の積み上げの土台となる」
「相手が敵陣で多くのボールを失っていたのは、我々が始終プレスをかけ続け、0-0の段階から試合のテンポと強度を上げようとしていたからだ。我々には自分たちの主導権で試合を進める意図があり、その方向性は正しかった」
「ただ、最後の選択の精度を上げなければならないし、遠慮をする必要もない。このレベルの戦いにおいて、隙や招待を待つ余裕など存在しない。我々が目指す高い目標に到達したいのであれば、自ら奪い取りに行くしかない」
ガッティのゴール
「ガッティはあの体格があり、ヘディングに絶対の強みを持っているため、有効な攻撃手段となる」
コロ・ムアニの不発
「コロ・ムアニに関しては、私は彼のバスに乗ると決めたし、そのまま乗り続けるつもりだ。このバスが最終的に我々をどこへ連れて行ってくれるかは、シーズンが終わった時に分かることだ」
「彼をストライカーとして選び、獲得を望んだのは私だ。だからこそ、私はシーズン終了まで彼と行動を共にする。評価はカンピオナートが終わったときにすればいいことだ」
コロ・ムアニとデ・ヴィンターの接触について
「主審のマリアーニはイタリアでもトップクラスの審判であり、今日の基準は正当だったと考えている。我々は世界基準のジャッジに適応しつつあり、これくらいでファウルを取らない判断は正しい。激しい接触があっても、それが直ちに違反になるわけではない。審判の判定を咎めるつもりはない。我々はそれ以前の段階でゴールを奪っておくべきだった」
チームに求めている新たな変化
「強固なプレスを行い、保持時には質の高い攻撃を構築することを求めている。そして、誰も測定しないような泥臭い走りでこそ真の差が生まれるのだと理解させたい」
「すべてが平凡に見える瞬間こそ、結果を覆す強さを持たねばならない」
「負けていれば週明けの分析やチームの士気に悪影響が出たはずだが、我々の取り組んでいる方向性は正しい。選手たちには姿勢や思考の面でさらに一歩踏み出すことを期待している。このチームには十分な価値と潜在能力があり、今夜見せた慎重さを捨て、より大胆に、そして精神的に強くならなければならない」
ルベン・アモリム監督(『DAZNイタリア』、会見)
勇敢さが欠けていた
「我々はボール保持の局面で機能していなかった。そしてボールを保持できない時間が長くなれば長い分だけ追う作業が過酷になる。当然もっとうまくやれるはずだが、記憶を辿れば前半はプレッシャーの少ない状況やスペースのある局面でも簡単なボールロストを犯していた。そうしたミスが重なると自信を失い、プレーの質も低下する。今日の試合は勝つチャンスもあったが、ユヴェントスが敗北に値しなかったのも事実だ。我々は改善しなければならないが、まだチーム発足から2カ月だ。多くの要素を刷新している最中であり、次の試合に集中する必要がある」
慎重すぎた戦術プラン
「相手に多少押し込まれはしたが、相手のミスを待つような戦い方を意図していたわけではない。そうした意図を持つことは決してない。試合展開が良くない時間帯があり、ボールを失って守備に回らざるを得なかった、ただそれだけだ。今日のパフォーマンスは決して満足できるものではなかった。最後に追いつかれはしたものの、勝ち点1を持ち帰ることには成功した。時に強豪であっても内容が伴わない日があるが、それでも結果を手にするものだ。勝利まであと一歩のところだったのだから、前を向いて次の試合に集中したい」
プリシッチが出場しなかった理由
「プリシッチは怪我から復帰したばかりであり、プレー時間の管理を行っている。現時点では彼のポジションにアルファが入っている」
モレイラを先発起用した意図
「チュクウェゼは途中出場からアシストを記録した。モレイラは3週間実戦から遠ざかっていた状態だった。またラビオも今日は60分間プレーした。チームとして勝利を目指しながらも、一部の選手の出場時間を管理している段階にある。サッカーは戦術や技術面だけでなく、身体的なコンディションも非常に重要だ」
戦術概念の浸透度と個人のクオリティ
「個人のクオリティは備わっているが、今日はシンプルなプレーが欠けていた。サッカーにおいてはシンプルなことはベストだ。ボールの受け方や出し方といった基本的な動作を完璧にこなさなければならない」
「今日はファンダメンタルの部分で精度を欠いていた。我々のチームはボールを保持できていない時間帯に苦戦する傾向がある。相手が前線に多くの攻撃者を投入してきた際、自陣エリア付近での撤退守備は何とかこなしていたが、本当に苦しんだのはボールを失ってトランジションのところで手薄になった瞬間だった」
「これは改善に取り組むべき課題だが、プレーの根本的な方策を変えるつもりはない。重要なのは毎試合最後まで戦い抜くことであり、今日も勝てた可能性はあったが、やはりユヴェントスは敗北に値しなかった」
アルファジョ・シセはU-21からイタリア代表昇格に値するか
「それは代表監督の判断であり、私が決めることではないし、言及する立場にもない。ただ彼を見ていると、非常に高いクオリティを備えている一方で、まだ時間が必要だと感じている。現段階では準備が整っていない要素も存在する」
「彼は向上のために意欲的に取り組んでおり、今日の活躍は彼にとって重要だった。成長のスピードは素晴らしいが、周囲が必要以上のプレッシャーをかけるべきではない。トップレベルの選手へと成長し、あらゆる側面を改善するには時間が必要だ」
「世間はゴールという結果ばかりに目を奪われがちだが、私は彼がトッププレイヤーに上り詰めるために改善すべき多くの要素を見ている。A代表でプレーするには圧倒的な力が必要だ。まずは彼に成長のための時間を与えるべきだろう」
シセのパフォーマンスに対する評価
「すべての選手を嬉しく思っているが、若手に関しては慎重でありたい。現代サッカーでは若手をあまりにも早く過大評価する傾向がある。彼がキャリアの初期段階にいる若い選手であることを忘れてはならない」
「しっかりとトレーニングを積み続ける必要がある。若い選手、特にイタリア人選手が活躍する姿を見るのは誰にとっても喜ばしいことであり、素晴らしい瞬間だった」
「しかし、彼はもっと素晴らしいプレーができるはずだ。それは他の選手たちにも言える。私はシセを愛していると言ったが、同時にすべての選手を愛しているし、日々のトレーニングやこれまでの試合での取り組みには心から満足している。今日はパーフェクトな一日ではなかったが、時に我々は多くを求めすぎてしまうことがあり、私自身も選手たちに高い要求を突きつけている」
【tab:ハイライト】
【tab:マメ知識】
記録や主な出来事(『スポルトメディアセット』)
- ユヴェントスとミランがセリエAで3試合連続の引き分けを記録したのは、1973年11月(当時は4試合連続)以来、史上初めて。
- ミランがセリエAの試合で放ったシュート数がわずか4本以下でありながら敗戦を免れたのは、過去20年間で初。
- フェデリコ・ガッティがセリエAで記録した通算8ゴールは、すべて異なる対戦相手から挙げたものである。8ゴールのうち、3ゴールは後半アディショナルタイムに生まれた。
- 19歳319日のアルファジョ・シセは、勝ち点3制となった1994/95シーズン以降、ミランでのセリエAアウェー開幕2試合連続でゴールを決めた最年少選手となった。
- 同一のセリエAシーズンにおいて、アウェーでトリノとユヴェントスの双方からゴールを奪ったミランの選手は、2020/21シーズンのブラヒム・ディアスとアンテ・レビッチ以来、アルファジョ・シセが初。
- ユヴェントスは今季のセリエAでシュートを4度枠(ポストとバー)に阻まれており、これはリーグ最多タイ(インテルと同数)となっている。
- ケリム・アライベゴヴィッチ(18歳350日)は、2023年12月のケナン・ユルディズ(フロジノーネ戦、18歳233日)に次ぎ、ユヴェントスでセリエAに先発出場した史上2番目に若い選手となった。

