UEFA登録リストの制限にも注意
ミランは新たなフロント構造と新監督を迎え、いよいよ新シーズンの計画を本格化させている。『MilanNews』は、UEFA登録リストの観点から、今後のメルカートの展望を伝えた。
ミランは2025/26シーズン、土壇場でUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃した。
新シーズンはヨーロッパリーグ(EL)を戦うことになるが、これはUEFAの登録リストという制限に再び向き合う必要があることを意味している。セリエAの登録リストに関しては問題ないが、ELに出場するための25名の登録枠については、UEFAの規定に注意を払わなけばならず、今夏の補強戦略も、当然ながらこの点を意識しなければならない。
ヨーロッパリーグ登録リストの基本ルール
UEFA主催大会における登録枠リストAは最大25名と定められており、その内訳は以下の規定を満たす必要がある。
- 外国籍(協会外育成)選手:最大17名
- イタリア国内育成選手:4名
- 自チーム育成選手:4名
これとは別に、15歳以降に当該クラブで連続して2シーズン以上在籍した21歳以下の選手を対象とする、随時変更可能な「リストB」が存在する。なお、育成選手の定義は以下の通りである。
- クラブ生え抜き:15歳から21歳までの間に、計3シーズン(または連続・断続を問わず36カ月)ミラン在籍した選手。
- 国内育成:15歳から21歳までの間に、計3シーズン(または連続・断続を問わず36カ月)イタリアサッカー連盟(FIGC)加盟クラブに在籍した選手。
現在のヨーロッパリーグ登録予測リスト
現時点におけるミランのリスト構成は以下の通りとなっている(一部不確定要素を含む)。
外国籍選手(17名枠)
- マイク・メニャン
- フィカヨ・トモリ
- ストラヒニャ・パブロビッチ
- ペルビス・エストゥピニャン
- ザカリー・アテカメ
- ルカ・モドリッチ(?)
- アドリアン・ラビオ(?)
- アルドン・ヤシャリ
- ユスフ・フォファナ(?)
- ルベン・ロフタス=チーク(?)
- アレクシス・サレマーカーズ
- クリスティアン・プリシッチ(?)
- クリストファー・エンクンク
- ラファエル・レオン(?)
- サンティアゴ・ヒメネス
- (空き)
- (空き)
イタリア国内育成選手(3/4名枠)
- ピエトロ・テッラッチャーノ
- サムエレ・リッチ
- コニ・デ・ヴィンター
クラブ生え抜き選手(1/4名枠)
- マッテオ・ガッビア
主なリストB
- ロレンツォ・トリアーニ
- ダヴィデ・バルテザーギ、
- フランチェスコ・カマルダ
- クリスティアン・コモット
去就が不透明な選手たちと登録枠への影響
現在、ダヴィド・オドグの処遇には複数の理由から疑問符がついている。まずはミランに残るかレンタルに移るかを見極める必要があるが、もし残留してリストに登録する場合、リストBや育成枠のステータスを満たさないため、17名の外国籍選手枠を一つ消費することになる。これは、新加入のアンドレイ・コスティッチについても同様のことが言える。
また、去就に注目が集まる主力陣の動向もリストを左右する。レオン、フォファナ、ロフタス=チークの3名には退団の可能性があり、仮に放出となった場合は外国籍選手枠がそれぞれ空くことになる。モドリッチの将来も現時点では未定だ。
さらに、レンタルバックを果たす選手たちがどのスロットに該当するかも整理しておく必要がある。
- イスマエル・ベナセル(外国籍選手枠)
- ユヌス・ムサ(外国籍選手枠)
- サムエル・チュクウェゼ(外国籍選手枠)
- ウォーレン・ボンド(国内育成枠)
- フィリッポ・テッラッチャーノ(国内育成枠)
- カマルダ(リストB)
- ゼローリ(リストB)
- コモット(リストB)
いずれにしても、アモリム監督は、レンタルに出していた選手の全てを自分の目で確かめることを希望しており、プレシーズントレーニングへの合流を命じている模様だ。
ボンド、ベナセル、そしておそらくムサは今夏の放出候補に挙がっている。チュクウェゼとテラッチャーノの将来も不透明な状況。カマルダとコモットはチームの戦力として計算できるが、ゼローリについては再びレンタルに出されるかどうかの見極めが必要となる。
メルカートの戦略に与える影響
ミランは現行の枠を維持すれば、外国籍選手2名と国内育成選手1名の計3名をスムーズに獲得することが可能である。それ以上の補強を行うためには、既存戦力の売却による人員整理が不可欠となる。
新体制となったミラン首脳陣が、どのような新戦力獲得には大きな注目が集まっているが、同時に放出となる選手も気になるところだ。
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