【特別企画】大人になったティフォージへ。愛を密やかに纏う「首元の戦術」[PR]

ラングニックはなぜミラン行きを断ったのか。モドリッチの契約延長にも暗雲

テクニカルディレクター有力候補はオーストリア代表と2028年まで契約延長

オーストリアサッカー連盟は、ラルフ・ラングニック監督の契約を2028年まで延長したことを発表した。つまり、ミランのオファーは断られたということだ。

その理由について、ジャンルカ・ディ・マルツィオ記者が自身のポッドキャストで語っている。

同記者によると、ラングニックは広範な権限を要求していたが、ミラン側はそれを与えない決定を下した。

クラブは今後もズラタン・イブラヒモビッチを意思決定権をもたせる方針を固めており、これがラングニックが断った理由の一つだとした。

また、マッテオ・モレット記者がファブリツィオ・ロマーノ記者のYouTubeチャンネルで明かしたところによると、交渉には明確な期限が存在していた。

ラングニックはオーストリア代表が2026FIFAワールドカップ(W杯)初戦を迎える前に、ミランが自身の条件を受け入れるかどうかを確認したい意向を伝えていた。

しかし、その期限であった金曜日(6月12日)までにミラン側からの連絡はなく、両者間の対話は完全に途絶えた。ラングニックの仕事流儀が、現在のミランには適さないと判断された格好だ。

ラングニック「ミランには明確さが欠けていた」

W杯初戦のヨルダン戦を6月17日に控えるオーストリア代表のベースキャンプにて、ラングニックが会見に応じた。同氏は契約延長の喜びを語ると同時に、ミランとの交渉が破談に終わった理由を説明した。地元メディア『Sport Krone』がその発言を伝えている。

「当初から、契約延長は多くの要素が絡む原則的な決断であると言ってきた。コーチングスタッフのうち誰が残れるかという問題もその一つだった。だからこそ、W杯後も職に留まるという決断が正しかったと、今ここに座って大きな満足感とともに言える」

ミランとの交渉については、次のように振り返っている。

「3週間前に最初の接触があり、話し合った。私は、自分自身、チーム、国、オーストリアサッカー連盟、そして選手たちのために、W杯が始まる前に状況をはっきりさせたいと最初から明言していた。そのことは最初から明確に伝えていたが、ミラン側にはまだ明確さが欠けていた」

フロント人事はモドリッチの去就にも影響か

ラングニック招へいの可能性が消滅したことで、ミランの組織再編の動きが明確になりつつある。マルクス・クレシェをディレクターに、ルベン・アモリムを監督に迎える動きが加速中だ。

ただ、このクラブ内の動向は、ルカ・モドリッチの未来にも影を落としている。

モドリッチは1年前に選手側に選択権のある自動延長オプション付きの1年契約を締結しており、ミランに残留するかどうかの決定権を握っている。

モドリッチは一時、ミランでもう1シーズンプレーする意思を固めつつあったが、今回の騒動ですべてが不透明となった。モドリッチはW杯終了まで最終決定を保留する意向で、そのまま現役を引退し、別の役割でレアル・マドリーに復帰する可能性も取り沙汰されている。

【特別企画】説明は少なく、より強い存在感を。老舗「Fumagalli」が示す大人の美学 [PR]

●ミラン、アモリムの監督就任が秒読み段階 ディレクターにはクレシェとの交渉進展か

この記事が気に入ったら
フォローしてね!