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ミラン、アモリムの監督就任が秒読み段階 ディレクターにはクレシェとの交渉進展か

ラングニックに断られ、次の動きは?

テクニカルディレクター候補として挙がっていたラルフ・ラングニックが、オーストリア代表との契約を延長し、ミランの誘いを断った。

ラングニック招へいが破談に終わったミランだが、次期監督人事は急速に進展している。マッシミリアーノ・アッレグリ前監督の後任として、かつてブラガやスポルティングCP、マンチェスター・ユナイテッドを率いたルベン・アモリムの就任が秒読み段階に入っているようだ。

『スカイ』などによると、交渉は順調に進行しており、アモリムはクラブ側が提示した条件を受け入れている。

契約期間は2年(3年目のオプション付き)または3年で調整されており、年俸は昨季のアッレグリの金額を下回る約350万ユーロにボーナスを加えた条件となる見通し。

現在はレッドバードの代表であるジェリー・カルディナーレによる最終的な承認を待つのみとなっており、この招へいにはズラタン・イブラヒモビッチの推薦もあったとされている。

アモリムがもたらす戦術的アイデンティティとそのリスク

アモリムは単なるチームの管理にとどまらず、明確な戦術的なアイデンティティを植え付けるタイプの指揮官だ。基本システムには3-4-2-1を採用し、激しいインテンシティ、コンパクトな陣形、前線からのアグレッシブな守備を要求する。

攻撃時には、幅をもたらす両ウイングバックの役割が重要視され、1トップの後方に位置する2人のシャドーがライン間でボールを受け、縦に素早く連動する。後方からのビルドアップで相手を引きつけ、空いたスペースへ縦パスを打ち込むのが特徴だ。

一方で、このスタイルはハイリスク・ハイリターンでもある。高い位置からの連動したプレスや即時奪回を前提とするため、走力のあるセンターバック、推進力のあるウイングバック、動きのあるセントラルミッドフィルダーといった、指揮官の理想に合致する特定のプロファイルを持つ選手が不可欠となる。

クラブが監督の要求に沿った補強を行えなければ、マンチェスター・ユナイテッド時代のようにシステムが硬直化する危険性もはらむと、『MilanNews』は分析した。

テクニカルディレクターにはマルクス・クレシェが濃厚

監督人事と並行して、ミランは新体制のフロント構築を急いでいる。

『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、テクニカルディレクターには現在アイントラハト・フランクフルトの幹部であるマルクス・クレシェが候補に挙がっているとのことだ。

1980年生まれのクレシェは、かつてライプツィヒでラングニックの指導を受けた経歴を持ち、レッドバードが求めるプロファイルに合致しているという。

ミランとクレシェの交渉は非常に進んだ段階にあり、週明けの月曜日か火曜日にも最終的な合意に達する可能性がある。クレシェ自身もアモリムの監督就任に対して否定的な見解を示していない。

焦点は同時に進められているスポーツディレクター人事へと移っている。

マッテオ・モレット記者によれば、クレシェはフランクフルトで共に働くティモ・ハルドゥングをミランへ連れてくることを希望しているが、これが実現可能かは不透明だ。

また、レヴァークーゼンやフェネルバフチェの幹部を務めた経験のあるデビン・オゼクの名前も挙がっており、こちらの動きにも注目が集まっている。

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