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ミラン、苦手アウェーで無失点なるか。守備にまつわるデータ

上位10チームで最多の32失点

ミランは1日、セリエA第27節でラツィオと対戦する。チャンピオンズリーグ出場権獲得を目指してしっかり勝ちきりたいところだが、不安も大きい。特に失点数は不安要素だ。

アウェーでなぜか…

ミランは今季アウェーゲームで24失点しており、これはリーグで下から3番目の数字だ。反対にホームに限定すると、13試合で8失点となり、リーグで上から3位タイとなる。

32失点

直近8試合でクリーンシートは1回(対ナポリ)。セリエA26試合で32失点だ。上位10チームで最多タイである。

アタランタ戦のPK

第26節のアタランタ戦は、サン・シーロで1−1の引き分けだった。ステファノ・ピオリ監督は試合後、軽度の接触でPKを取られると不満を口にしていたが、ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督は「いまのサッカー界ではPK」だと述べていた。

ヨーロッパのライバルは?

ヨーロッパ主要リーグの強豪でミランと同じように国内リーグで多くの失点をしているクラブはあまり多くない。その中で挙げるとすると、プレミアリーグではトッテナムが25試合消化で38失点(5位)、アストン・ビラが26試合消化で35失点(4位)といったあたりが目に留まる。ラ・リーガではバルセロナが26試合消化で34失点(3位)だ。

挽回の準備は整った?

失点数が批判の対象になるミランだが、その大きな原因である負傷者は戻り始めた。マリック・チャウの復帰に続いて、ピエール・カルルがアタランタ戦でベンチ入りしており、フィカヨ・トモリもラツィオ戦でベンチ入りする見込み。主力復帰が守備の安定につながるのか注目が集まっている。

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