ピオリ「我々のスクデットはCL出場権」。ミランの急ブレーキを嘆く

【写真】ph.FAB / Shutterstock.com

「2年間うまくいっていたことがこの1カ月は…」

ミランは29日、セリエA第20節でサッスオーロをホームに迎え、2-5で大敗した。ステファノ・ピオリ監督が試合後、『スカイ』でコメントを残している。

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不振に喘ぐミラン。ピオリ監督はラファエル・レオンを先発から外すなどの奇策に打って出たが、結果にはつながらなかった。ミラン指揮官が次のように語った。

——ミラン監督就任から最も厳しい時期

「この数試合のパフォーマンスは良くない。ここから改善していく必要があると再認識させられることで、対処しなければいけない。我々のスクデットは、チャンピオンズリーグ出場権内に入ることだ。それが我々の目標だ」

——8カ月前とは大違い

「8カ月前ではない。3週間前だ。ローマ戦に勝てなかったときから、我々のパフォーマンスが見せられていない。この2日間はとても良い練習ができたと感じた。だが、一発食らうと、そこからどうしていいのかということに苦慮している。もっともっと注意して集中して練習をしなければいけない」

——合宿に入る予定は?

「この時期を乗り越えるためにベストな方法を選ぶ。来週はダービーだ。このネガティブな状況を抜け出すために反応しなければいけない」

——中盤の強さが足りないのでは?

「私はいろいろなことを考えている。どうすれば機能するのか、この2年間で良いサッカーをやってきたが、それがこの1カ月でうまくいかなくなった。ならば何かを変えなければいけない。チームがよりコンパクトになり、攻守両面でよりバランスが良くなるように適切な判断をしなければいけない」

——チプリアン・タタルシャヌについて

「チーム状況がこれだけ厳しければ、GKも厳しくなる。いまは個々のことを考えるときではない。チームが一体感を持って戦うことだ。もっと良い距離感で戦う必要があるだろう」

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