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ミラン、ケシエ放出の恐れは消えず… 条件面に開きで難航、国外からは虎視眈々と待つ強豪あり

ミランは、同じ過ちを繰り返さずに済むだろうか。『コッリエレ・デッロ・スポルト』は25日、フランク・ケシエの契約延長について取り上げた。『MilanNews』が引用して伝えている。

ミランの主力であるケシエは、クラブとの契約が残り1年。東京五輪を終えてイタリアに戻ってきてから交渉が進むと思われたが、むしろ停滞している。

これまでの報道によると、ミランは2026年までの契約をオファー。2021-22シーズンから2年間は年俸550万ユーロ+ボーナス、2023-24シーズンは600万+ボーナス、残りの2年が650万ユーロという条件だと言われている。

ただ、これはまだケシエ側の要求に届いていない。『コッリエレ・デッロ・スポルト』によると、ケシエと代理人は年俸700万ユーロ+ボーナス150万ユーロを求めている。

ミランのディレクターであるパオロ・マルディーニは先日、「我々はオーナー陣によって決定される特定のラインを超えず、持続可能性にそって行動していかなければいけない」とコメント。暗にケシエをけん制するような言葉を残した。

しかし、国外からはトッテナムやパリ・サンジェルマンが虎視眈々とケシエを狙っており、1年後にケシエ側の希望を満たす契約内容を準備している模様。フリーでの放出は避けたいミランは、難しい状況に立たされている。

この夏にジャンルイジ・ドンナルンマとハカン・チャルハノールをフリーで失ったミラン。ケシエの交渉はうまくまとめられるだろうか。

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