ベロンがラウタロを語る「彼はバティとアグエロとクレスポのミックス」

 かつてインテルやラツィオでプレーした元アルゼンチン代表のフアン・セバスティアン・ベロン氏が、同胞のラウタロ・マルティネスを分析した。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューに応じている。

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「彼はバティストゥータのようなクラシックなセンターフォワードとは違う。それでも全てを備えたFWだ。必要なクオリティを全て持ちあわせていて、技術的に優れている。頭も素晴らしいし、スピードもある」

「(誰かとの)比較は不可能だ。ラウタロはまさにミックスなんだ。たとえば、動き出しはアグエロのようなところがある。チームが押し上げているときはマークを外していくね。そして、シュートのときはバティストゥータのような力強さを見るし、ゴール前ではクレスポのような抜け目のないところをみせる。彼は正しいタイミングに正しい位置にいることができる選手だ」

 ベロン氏は、アントニオ・コンテ監督が飛躍に一役買ったと話した。

「監督はいつだって成長する上で最重要だ。コンテは彼に信頼を置いた。彼は重要であることを認識して、ピッチでポジションを見つけた。ラウタロが今のようになったのは、コンテの功績ももちろんある」

 長くラウタロ・マルティネスを追っていたというベロン氏は、アルゼンチン時代との違いにも触れている。

「彼は成熟した。イタリアのカンピオナートは、選手にとってカルチョの大学のようなものだ。おそらく、ほかにもっと楽しい大会はあるだろうし、もっとたくさんのゴールが生まれるところはある。ただ、君たちに保証できることがあるよ。私たちサッカー選手は、いや、私は“元”だが、セリエAは乗り越えるのが最も難しい壁だ。ラウタロはよく学んだよ」。

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