長期化すると移籍金は高騰か
ローマに所属するフランス代表MFマヌ・コネの今夏の去就に注目が集まっている。しかし、この移籍劇が早期に決着を迎える可能性は低いかもしれない。
ローマはファイナンシャル・フェアプレー(FFP)の規則に抵触することを回避するため、6月中に有力選手を放出して資金を確保する必要がある。そのため、かねてよりコネの獲得を狙うインテルとの交渉が進展するかが焦点となっていた。
しかし、そのコネ本人は、フランス代表として2026FIFAワールドカップ(W杯)の準備に集中している。
15日の『ガゼッタ・デッロ・スポルト』の取材に対してコネは「正直、今はW杯のことしか考えていない。僕にとって初めての大きな国際大会であり、ずっと出場を夢見ていた。だから、ここだけに完全に集中したい。将来のことはW杯の後に話し合う」と述べた。
タイミングが重要
移籍市場に精通するマッテオ・モレット記者は、このコネの発言を受けて、次のように語った。
「コネのコメントは考えさせるものがある。ローマは今月中に選手を売却しなければいけない。となると、ほかの選手が動いているとみるべきだ。たとえば、マティアス・スレやアルテム・ドフビクといった選手の方が、より迅速な売却交渉が行われている可能性がある」
さらにモレット記者は、タイムリミットがもたらす影響について次のように続けた。
「現時点でコネは潜在的に放出候補のままだが、それには適切なオファーと、6月30日までに名乗りを上げるクラブが必要だ。もしそれが6月30日以降になるのであれば、ローマはもっと落ち着いて彼の状況を評価することになるだろう」
当初、インテルは6月中の決着を目指してローマと交渉を行うと噂されていたが、直近では具体的な進展が見られない状況が続いている。ローマは別の主力を売却することで目先の会計上の問題に対処し、コネについては市場の動向を見極めながら適切なオファーを待つ方針に切り替えた可能性がある。
このシナリオが現実となった場合、今後コネの獲得を望むクラブは、当初の想定よりも高額な移籍金を用意する必要に迫られることになりそうだ。
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