3-5-2脱却は難しい? インテルが目指すべき進化の形

元主将ベルゴミが語る、戦術的転換の難しさと補強の優先順位

インテルのレジェンドであるジュゼッペ・ベルゴミが、11日に行われたイベントに出席し、集まった報道陣に対し、古巣インテルの戦術的な未来と補強ポイントについて自身の見解を述べた。『FcInterNews』が伝えている。

3-5-2からの脱却という難題

欧州サッカーのトレンドは、攻撃的な選手を3、4人配置する4-3-3や4-2-3-1へとシフトしている。ベルゴミは、現状を認めつつもイタリア国内の特殊な事情を指摘する。

「抜け出すことが難しい状況ではある。UEFAチャンピオンズリーグ出場権を逃せば経営が苦しくなるクラブにとって、確実性は不可欠だ」

「インテルには、ラウタロ・マルティネスとマルクス・テュラムがいる。ここへ1対1を仕掛けられるウインガーをプラスするのは簡単ではない。若手、できればイタリア人を探すか、トップ下やサイドで個の打開力を持つ選手を見つける必要がある」

優先すべき補強セクション

インテルが今夏、まず着手すべきポジションについて問われると、ベルゴミは守備陣の再編を挙げた。

「間違いなくディフェンダーだ。インテルは5、6人の選手が契約満了を控え、最年少のデ・フライでさえ34歳になる。誰を残すかを見極めた上で、新たなディフェンダーを獲得しに行くだろう」

「また、中盤にはチャルハノール、バレッラ、スチッチ、ジエリンスキといった10番タイプがそろっているが、おそらくフィジカルの強さが必要だ。そして、現有戦力とは異なる特徴を持つ攻撃的な選手も求められる」

経済的制約と現実的な選択

ベルゴミはまた、『スカイ』の番組内でもインテルの4バック移行について、否定的な見解を示した。

「チームを劇的に変えたいのであれば、経済的な側面が重要になる。現在のチームを考慮すると、今のスタイルから大きく逸脱するのは難しいだろう。来季も3バックで戦うはずだ」

「たとえば、デンゼル・ドゥンフリースを入れ替えるにしても、マルコ・パレストラのような選手を獲得できる資金力があって初めて成立する話だろう」

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