モンツァに2点ビハインドから逆転勝利
インテルは8日、セリエA第28節でモンツァと対戦し、3−2で逆転勝利を収めた。イタリアメディアの選手採点を紹介する。
インテル、モンツァ戦の主な採点
バンジャマン・パヴァール
FcInterNews:5.5 – ドゥンフリースへのスルーパスを通したのが唯一の見せ場。守備ではケイタに苦しみ、2失点目の場面では傍観するしかなかった。
TMW:5 – チーム全体の守備崩壊に巻き込まれ、ケイタに自由を与えて2点目を許す。45分間で基準以下の出来だったため、ハーフタイムで交代。
(→46分) ヤン・ビセック
FcInterNews:6.5 – インテルに活力をもたらした「ゲームチェンジャー」。守備では鋭いカットを見せ、右サイドから攻撃の起点となり、チャルハノールの同点弾をアシスト。
TMW:7 – チームに欠けていた闘志を持ち込み、すべてのボールを奪う勢いでプレー。チャルハノールへのアシストも含め、流れを変えた。
ステファン・デ・フライ
FcInterNews:5.5 – ダニー・モタのヒールパスに対応できず、ビリンデッリに先制点を許す。フィジカル的な問題もあり、ハーフタイムでベンチへ。
TMW:5.5 – 守備ラインを統率するも、1失点目の場面ではチーム全体でミスを犯した。疲れも見えた。
(→46分) カルロス・アウグスト
FcInterNews:6.5 – 左サイドに本職の選手が入ったことで、攻撃の流れが改善。ラウタロの決勝ゴールをアシストし、的確なクロスを供給した。
TMW:7 – 左ウイングバックとしての存在感を示し、勝ち越しゴールを生み出すクロスを供給。
ハカン・チャルハノール
FcInterNews:7 – モンツァの守備が低く構える中で、何度も前線でチャンスを狙った。ついに強烈なシュートを突き刺し、試合を振り出しに戻した。
TMW:7 – セットプレーから何度もチャンスを演出し、流れの中でも豪快なミドルで同点ゴールを決めた。
ヘンリク・ムヒタリャン
FcInterNews:5.5 – ポジショニングは良く、チームの組み立てに貢献したが、守備面ではビリンデッリの突破を許し、失点につながった。時間が経つにつれて精彩を欠いた。
TMW:5 – 先制点を許した場面でマークを外してしまい、試合を通して存在感を示せなかった。
(→69分) ピオトル・ジエリンスキ
(→73分) ホアキン・コレア
FcInterNews:6 – 突然の出場となったが、左インサイドハーフとして攻撃に絡み、チームの圧力を強めた。
TMW:6.5 – 短い出場時間ながら、前線で良い動きを見せた。
アレッサンドロ・バストーニ
FcInterNews:7 – 慣れない左サイドでの起用にもかかわらず、安定したプレーを継続。試合を通じて積極的な攻め上がりを見せた。
TMW:6 – 前半はやや影が薄かったが、試合が進むにつれて存在感を増した。
マルコ・アルナウトビッチ
FcInterNews:6.5 – インテルの反撃の狼煙を上げるゴールを決めた。後半は攻撃を支える役割を果たした。
TMW:7 – 前半のうちに1点を返す重要なゴールを決め、インテルを目覚めさせた。
(→69分) マルクス・テュラム
FcInterNews:6 – ヘディングとカーブシュートでゴールを狙うも決めきれず。しかし、前線で存在感を示した。
TMW:6 – 決定機を2度迎えながらも得点ならず。ポストに嫌われる場面もあり、運もなかった。
ラウタロ・マルティネス
FcInterNews:7 – 厳しいマークにあいながらも、粘り強くボールを受け、チームの攻撃を牽引。決勝ゴールを決め、逆転劇を完成させた。
TMW:6 – キリアコプロスを翻弄するも、なかなかゴールを決められず。運にも見放された夜だった。
シモーネ・インザーギ監督
FcInterNews:7 – 2点ビハインドからの逆転勝利は、チームの精神力を示すものだった。特にビセックとカルロス・アウグストの交代が流れを変えた。
TMW:7 – ターンオーバーを最小限に抑えつつ、試合の流れを読んだ交代策で勝利を引き寄せた。