イタリアメディアは駆け引きの一環という見解
ナポリのGKアレックス・メレトは、インテルにやってくるのだろうか。『FcInterNews』が4日に現状を伝えた。
ナポリのメディア『ラジオ・キスキス』は先月21日、ナポリとの契約が今季で満了となるメレトにインテルが注目していると報じた。
『FcInterNews』によると、ナポリとメレトの契約延長交渉は存在するが、まだ合意に至っていない。メレトは3年契約を希望しており、ナポリは2年+オプション1年で提示しているが、問題は契約期間ではなく、金額面のギャップだという。
代理人のフェデリコ・パストレッロは現在サウジアラビアに滞在中で、ナポリとの交渉を急いでいる様子はない。そんな中でインテルとはコンタクトを取って話したものの、インテルは現時点でGKを補強する必要性を感じていないそうだ。
パストレッロの狙いは駆け引きにあり、インテルと接触することで、メディアの報道も利用して好条件を引き出すためのもののようだ。
インテルは2026年まで契約があるヤン・ゾマーを信頼しており、夏にジョゼップ・マルティネスを獲得した。後者についてはまだ起用されていないためシモーネ・インザーギ監督の評価が分からないものの、すぐに実績のある選手が必要な状況ではないのかもしれない。現時点でインテルが本格的に動く可能性は低そうだ。