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上訴棄却のインテル「大きな悲しみ。被害者が唯一の加害者に」

ユヴェントス戦の警告は取り消されず

インテルは21日、ロメル・ルカクの処分取り消しを求め上訴が棄却されたことを発表した。

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インテルは今月4日にコッパ・イタリア準決勝ファーストレグでユヴェントスと対戦。敵地での一戦は1−1の引き分けに終わっている。この一戦は終盤に大荒れ。アディショナルタイムにPKを決めたルカクがユヴェントスのサポーターを煽るジェスチャーをしたということで、主審から2枚目のイエローカードを提示されて退場となり、セカンドレグを欠場することになった。

この一戦ではルカクが一部ユヴェントスティフォージから人種差別チャントを受けており、これに対するリアクションだったことが伝えられている。また、ルカクは別の試合でも同様のゴールパフォーマンスを見せ、そこでは警告を受けていない。そのため、インテルはルカクの処分撤回を要求していた。

ただ、その訴えへ認められず、ルカクはセカンドレグの出場停止が決まっている。

インテルは公式サイトで、「インテルは改めて選手をそばで支える意向を示す必要があると感じている。本来の被害者が唯一の加害者として扱われたことに、大きな悲しみを表明する」と記した。

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