ナポリ戦に出場したボローニャのGK
イタリア代表は18日、UEFAネーションズリーグ4試合に向けた招集メンバーを発表した。ロベルト・マンチーニ監督復帰後初となるメンバー発表では、9人が初招集を受けている。
多くの若手に声が掛かった今回だが、その中でも一際若いのが、18歳のGKマッシモ・ペッシーナだ。イタリアメディアの報道をもとに、アッズーリ期待のGKを紹介する。
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プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 氏名 | マッシモ・ペッシーナ (Massimo Pessina) |
| 生年月日 | 2007年12月25日(18歳) |
| 出身地 | イタリア・ロンバルディア州 |
| 身長 | 188cm |
| 利き足 | 右 |
| ポジション | GK |
| 現所属クラブ | ボローニャFC |
| 市場価値 | 350万ユーロ(Transfermarkt) |
これまでの歩み
ペッシーナはアルビノレッフェの下部組織を経てボローニャの育成組織に加わり、U-17、プリマヴェーラと着実にステップを踏んできた選手だ。U-17イタリア代表としてはU-17 EURO優勝を経験し、大会のベストイレブンにも選出されている。
転機となったのは2025年11月9日、本拠地で行われたナポリ戦だった。8分にウカシュ・スコルプスキが負傷交代を余儀なくされ、控えのフェデリコ・ラヴァーリアも不在だったため、当時17歳のペッシーナが緊急出場となった。
ジョヴァンニ・ファビアンからは肩を叩かれながら「落ち着いていけ」と声をかけられ、リッカルド・オルソリーニにも鼓舞され、送り出される際にはスコルプスキ本人から抱擁と頬へのキスで送り出された。
ペッシーナは無失点で試合を終え、試合後には涙を流し、チームメートに祝福された。
当時の監督であるヴィンチェンツォ・イタリアーノは、この起用について「ペッシーナは今季、大きな資質があるからこそトップチームに合流した。出場した2試合で見せたプレーは非常に気に入っている。パーソナリティがあり、大きな将来性を持つ。彼は運命づけられた選手であり、ボローニャは信頼を寄せるべき人材を見つけたのだと思う」と評価していた。
そして迎えた今季、開幕から3試合はベンチスタートが続いていたが、9月14日のナポリ戦で再びペッシーナに出番が巡ってきた。
なぜナポリ戦で先発したのか
現指揮官ドメニコ・テデスコがこの試合でスコルプスキを外した理由は、負傷ではなく規律面にあったと報じられている。
『DAZNイタリア』によれば、スコルプスキは直近のミーティングに遅刻したとされ、これを受けてテデスコはスコルプスキをベンチに置き、ペッシーナを先発起用した。ボローニャのマルコ・ディ・ヴァイオは同局の取材に対し「残念ながらクラブには規則がある。スコルプスキはカピターノの一人であり、今度はペッシーナを応援する番だ」と説明していた。
なぜ飛び級でA代表なのか
ペッシーナが有望であることは疑いの余地がないものの、今回の招集はU-21イタリア代表の事情もある。U-21は現在、2027年のU-17 EURO出場権を懸けた大事な2試合を控えており、パルマのジョヴァンニ・ダッファラ、フロジノーネのロレンツォ・パルミザーニ、トリノのディエゴ・マスカルディがこちらに入った。
重要な2試合でいきなりGKを代えるのは得策ではなく、仮にA代表に呼ばれてベンチで4試合を過ごすのであれば、18歳のペッシーナにA代表を体験させることに価値があると考えたことが予想される。
プレースタイル
大柄な体格ながら機敏な身のこなしを持ち、足元の技術にも定評がある。イタリアーノ前監督からは将来性を高く評価され、緊急事態での度重なる起用にも動じない精神的な強さは、若いGKとしては際立った特徴と言えるだろう。

