ゴンサロ・ラモスが今夏最高額の7400万ユーロ、コモがニコ・パスに6000万ユーロ
2026年夏のセリエA移籍市場が幕を閉じた。今夏は近年では珍しく大きな移籍が相次いだ。今夏の移籍金(獲得費用)高額ランキングの首位は、パリ・サンジェルマンからミランに加わったゴンサロ・ラモスとなった。移籍金トップ10を『TMW』のデータをもとに作成した。
セリエA 2026年夏・高額移籍金ランキング
今夏のセリエAにおける獲得費用の上位は以下の通り(買取義務・買取オプション行使分を含む)。
| 順位 | 選手名 | 前所属 | 移籍先 | 移籍金(ユーロ) |
|---|---|---|---|---|
| 1 | ゴンサロ・ラモス | PSG | ミラン | 7400万 |
| 2 | ニコ・パレス | レアル・マドリード | コモ | 6000万 |
| 3 | ディエゴ・モレイラ | ストラスブール | ミラン | 5000万 |
| 4 | ラスムス・ホイルンド | マンチェスター・ユナイテッド | ナポリ | 4400万(買取) |
| 5 | ロイス・オペンダ | ライプツィヒ | ユヴェントス | 4280万(買取) |
| 6 | ランダル・コロ・ムアニ | PSG | ユヴェントス | 4120万 |
| 7 | サンティアゴ・カストロ | ボローニャ | ローマ | 3600万 |
| 8 | ケリム・アライベゴヴィッチ | バイエル・レヴァークーゼン | ユヴェントス | 3200万 |
| 9 | ジェド・スペンス | トッテナム | インテル | 3000万 |
| 9 | カーティス・ジョーンズ | リヴァプール | インテル | 3000万 |
| 9 | マリオ・ヒラ | ラツィオ | ミラン | 3000万 |
| 9 | トレヴォ・チャロバー | チェルシー | コモ | 3000万 |
ミランの積極投資とコモの台頭
今夏の市場で最も巨額の移籍金を支払ったのは、ミランのゴンサロ・ラモスとなった。7月初頭という早い段階で決着したこの取引は、カルディナーレオーナーとアモリム監督の強い意向によるものだ。
さらにミランは、ウイング候補としてストラスブールからディエゴ・モレイラを5000万ユーロで獲得したほか、ラツィオから契約満了が近かったマリオ・ヒラを3000万ユーロで手中に収めた。
一方で、ランキングにおいて異彩を放っているのがコモの動向だ。レアル・マドリーが買い戻した後にインテルなど多数のクラブが争奪戦を繰り広げたニコ・パスを、6000万ユーロという莫大な移籍金で完全移籍へと変えた。
さらにチェルシーからトレヴォ・チャロバーを3000万ユーロで獲得するなど、新興勢力としての資金力と野心を明確に示している。
前線の入れ替えを進めた強豪クラブ
ユヴェントスとナポリは、前線の再編に大きな資金を動かした。ナポリは昨季活躍したラスムス・ホイルンドを4400万ユーロで買い取り、レンタル料を含めた総額は5000万ユーロを超えた。ロメル・ルカクの退団に伴い、アッレグリ体制における攻撃の核としての役割が期待される。
ユヴェントスは前政権下で決定していたロイス・オペンダの買取義務(4280万ユーロ)を履行したものの、同選手をそのままリヨンへレンタル放出する戦略をとった。一方で、長らく追っていたランダル・コロ・ムアニをPSGから4120万ユーロで手に入れたほか、レヴァークーゼンから新鋭ケリム・アライベゴヴィッチを3200万ユーロで加えている。
ローマはチャンピオンズリーグ出場権による資金力を背景に、ガスペリーニ体制下のバックアップFWとしてボローニャからサンティアゴ・カストロに3600万ユーロを投じる決断を下した。
王者インテルは堅実にレベルアップ
インテルはターゲットの変更を経て右ウイングバックにジェド・スペンス、中盤の層を厚くするためにリヴァプールからカーティス・ジョーンズをそれぞれ3000万ユーロで獲得した。
※本ランキングにおける移籍金・買取金額は『TMW』に基づくものであり、将来的な変動や出来高(ボーナス)の条件によって実際の支払額が異なる場合がある。

