【tab:概要・みどころ】
カリアリでのアウェイ勝利を受け、指揮官キヴにとっては早くもビッグマッチが巡ってくる。昨シーズンはミランを率い、対戦するたびに勝てなかった相手・アッレグリが、今シーズンはナポリの指揮官として立ちはだかる高強度の一戦だ。一方のナポリは、マクトミネイが軽度の不整脈で離脱するという痛手を抱えたまま、コモ戦で見えた課題の修正が問われる。ともにチャンピオンズリーグを控える両強豪による、シーズン序盤の重要な一戦となる。
過去の対戦データ
インテルはナポリの天敵?
セリエAでの対戦において、インテルはナポリを相手に歴代2位となる70勝利を挙げており、通算得点数も229ゴールに達している。これらを上回る数値を記録しているのは、72勝・232得点を挙げているユヴェントスのみだ。インテルにとってナポリは、歴史上最も多くの勝ち点とゴールを奪ってきた得意な相手のひとつということになる
直近5試合無敗のナポリ
一方で、近年の直接対決ではナポリが強さを見せている。ナポリはセリエAにおけるインテルとの直近5試合で1勝4分けと無敗を維持している。
セリエAの勝ち点3点制導入以降、ナポリがインテル戦で6試合連続無敗を記録したのは、2013年5月から2015年11月(3勝3分け)の1度しかない。
今回の対戦で無敗を「6」に伸ばせるか、あるいはインテルが相性の良さを発揮して引き離すか、データ面からも注目の好カードとなる。
【tab:予想スタメン】
インテルの予想フォーメーション

UEFAチャンピオンズリーグのレアル・マドリー戦を控えるインテルは、マヌエル・アカンジやピオトル・ジエリンスキが外れ、ジョン・ストーンズやカーティス・ジョーンズ、ペタル・スチッチらが先発入りする可能性が報じられている。
ナポリの予想フォーメーション

ナポリでは、スコット・マクトミネイが欠場で、その代役をケヴィン・デ・ブライネではなく、アントニオ・ヴェルガラが務める見通し。さらにスピナッツォーラとアリソン・サントスが先発ラインナップに復帰する見通しとされている。
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【tab:前日会見】
クリスティアン・キヴ
チームの状態
「自信に満ちているし、良いトレーニングができた。最高のコンディションにはまだ達していないことを自覚しつつも、自分たちの特徴と目指すカルチョを示そうと試み、カンピオナートで良いスタートを切れた。実戦を重ねる中で調子を取り戻しつつある」
「ナポリ戦の重要性はよく理解している。彼らは一昨シーズンの王者であり、昨シーズンは2位だったチームだ。どれほど強いかは分かっている」
アッレグリ監督率いるナポリとの対戦
「私はアッレグリを常に高く評価してきた。彼が勝ち取った6つのタイトル、2度のチャンピオンズリーグ決勝進出、そして彼が持つ経験を忘れることはない。我々若手監督は彼から学ぶことばかりだ。昨季我々が彼に勝てなかったのは事実だが、我々は立ち上がり、自分たちの目標を見据えて前進した」
「カンピオナートは38試合のマラソンであり、負けることもある。特定の試合で敗れるのは痛手だが、大きな目標を見失うことはなかったし、幸いにもそれを達成できた。戦うのは監督ではなく準備されたチームだ。我々もナポリも、競争力を示したいという正しい野心を持っている」
直接対決の意義とメンタル面への影響
「何をもって『直接対決』と定義しているのだろうか。直近の順位表か、それともクラブの伝統か。私にとっては下位チームとの対戦であっても、すべての試合が直接対決だ」
「昨季は開幕3試合で2敗を喫したことで多くを学んだ。我々は自分たちの姿と目指す場所を自覚しているからこそ、全ての試合が重要になる。時には負けることもあるが、大切なのはどうリアクションするかだ。2試合で勝ち点6を得たが、過去7年間で築き上げてきたものを土台に、継続性を示していきたい。リベンジに燃える強い相手をリスペクトし、容易な試合にならないことは覚悟しているが、準備はできている」
近年ナポリに勝利できていない点と回避すべき課題
「昨季のナポリ戦での敗北は、自分たちのミスや不条理な判定に対する動揺など、弱点を修正するための大きな刺激となった。素晴らしい前半を戦いながら、納得のいかないことに腹を立て、やるべきことを忘れてしまった。しかし、その敗北が我々を成長させてくれた」
「敗北から立ち上がり、その後に7、8連勝、ダービーでの敗戦を挟んで15試合無敗と繋げることができた。開幕直後は特に、状況もモチベーションも変化するため過去の試合と比較するのは適切ではない。我々はミスを恐れず自分たちのアイデンティティを示していく」
イングランド人新加入選手たちの現状
「私は先の計画を細かく立てないようにしている。世間はスペンス、ジョーンズ、ストーンズを見たいだろうが、私はまだ出番のないカルロス・アウグストやヘンリク・ムヒタリャンに思いを巡らせている。彼らの日々の取り組みは私の関心に値するものだ」
「ストーンズとジョーンズの状態は良く、その価値を近いうちに証明してくれるはずだ。スペンスはコンディション調整中で問題を解消しつつあり、準備ができればピッチに立つことになる」
プレー時間の増加と判定基準の変化
「我々は少ない中断でハイテンションを保ち、常にプレーし続けるトレーニングを重ねている。実質プレイ時間が5分増えるのは大きな変化であり、非常に歓迎している。ルールはゲームの質を上げるためにあり、実際に改善が見られる。サッカーにリズムが生まれ、プレー時間が増えることは全員にとって喜ばしい」
バンジャマン・パヴァールの状況
「マルセイユでの話はデ・ゼルビに聞いてほしい。私にとって重要なのは、彼が復帰し、万全の準備をしてチームに貢献する姿勢を示してくれたことだ。彼のクオリティと、ここで戦いたいという強い意欲を確認できている」
マヌエル・アカンジのスタメン起用
「明日の起用はまだ決めていない。25人の素晴らしい選手がおり、最終決定は直前に行う。火曜日の時点で先発から外れると悟らせるのは選手にとって酷であり、私は直前までメンバーを隠す手法を取っている。全員が責任感を持つべきだし、この1年間続けてきたやり方を変更するつもりはない。頭の中に構想はあるが、状況は日々変わり得る」
マッシミリアーノ・アッレグリ
インテル戦とスクデット争いについて
「世間が歓喜と落胆の間で揺れ動くのは理解しているが、まだ第3節だ。これから多くの試合が控えているのだから、冷静さとバランスを保つことが不可欠だ。コモに敗れたのは事実だが、私に言わせれば決して酷いパフォーマンスではなかった。フィジカル面を向上させる必要がある。明日は直接対決。大いなる自信を持って乗り込まなければならない。アーセナル戦について考えるのはそのあとだ」
ヴェルガラのコンディション
「良い状態だ。ジェノア戦でも良い入り方をした。しかし、彼に責任を負わせすぎるべきではないし、慎重に扱う必要がある。コモ戦ではベンチにとどまったが、明日どうするか様子を見よう。」
マクトミネイとジョヴァネの離脱
「グループにとって何の意味もなさない。負傷はつきものだ。マクトミネイに関しては、代表ウィーク明けに万全の状態で復帰させるために今回の決断を下した。いまは休ませるのが最善だ」
サン・シーロへの帰還
「あの場所で戦うのは常に素晴らしい体験であり、イタリアサッカーにとって素晴らしいアピールとなるはずだ。ナポリとインテルは近年、常に勝利を目指してしのぎを削ってきた最高のライバル同士だ。技術面でも闘志の面でも、そのレベルに相応しい素晴らしい試合を見せなければならない」
インテルが優勝候補筆頭か
「インテルこそがスクデットの大本命だ。我々は試合中により高い集中力を保つ必要があり、明日それを示すつもりだ」
近年、ナポリはインテル戦に負けていない
「それらは単なるデータに過ぎず、毎年状況は異なる。戦術面にしても、その年ごとの状況を読み解かなければならない。直接対決で勝利を収めるのは常に困難だ。明日はしっかりと戦うまでであり、その先には勝利しなければならない試合が待っている」
今夏の移籍市場への評価
「ライバルを気にするのは無意味であり、我々は自分たちの足元を見つめなければならない。手元にあるチームには満足しているし、シーズン残りに向けた土台を築く必要がある。一歩一歩前進しながら、まずは次の代表ウィークまで集中して臨むだけだ」

