セリエA新興勢力が衝撃デビュー
10日に行われるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でコモはライプツィヒと対戦し、ホームで4-1の大勝を収めた。
クラブ史上初のCLの舞台で、本拠地シニガリアは感動と熱狂に包まれた。
試合は序盤からホームのコモが主導権を握る展開となり、15分にはマルティン・バトゥリナとアナスタシオス・ドゥヴィカスの連係から、バトゥリナが相手DFをかわして先制ゴールを挙げた。
その後、GKジャン・ブテの好守もあって無失点を維持すると、ピンチを凌いだコモは38分、バトゥリナのスルーパスに抜け出したドゥヴィカスが決めてリードを2点に広げる。
後半に入り、反撃に出るライプツィヒに対してコモは54分、ダ・クーニャのボール奪取からニコ・パスのパスを受けたアサン・ディアオが流し込み、決定的な3点目を奪った。
58分に1点を返されたものの、終了間際にはニコ・パスのアシストからマクシモ・ペローネがダメ押しとなる4点目を奪い、4−1で圧勝した
セスクは浮かれず
セスク・ファブレガス監督は試合後、『スカイ』で次のように語った。
「うれしい気持ちはあるが、その喜びもほんの5分間だけだ。月曜日のパルマ戦に向けた準備を始めなければならないからね。クラブと街にとって歴史的な夜となったが、今は謙虚さと静けさを保ち、泥臭く努力し続けなければならない」
「我々にふさわしい結果ではあるが、慎重に進む必要がある。セリエAの戦いをおろそかにすることだけは絶対に避けたいし、そうなれば私は腹を立てるだろう。我々は3日ごとに結果を出し続けなければならない」
バトゥリナが好調
「マルティンには大きな信頼を寄せている。彼の才能を存分に発揮できる自由を与えようと試みているところだ。彼やニコ・パスのような選手に対して私が怒鳴ることがあるとすれば、それは彼らが素晴らしい才能を持ちながらも守備のタスクを忘れてしまうからだ」
復帰したディアオのパフォーマンス
「昨季、我々は彼を9カ月間も欠いていたことを思い出す必要がある。彼のような選手はチームに大きな可能性をもたらしてくれる。彼がいなかったからこそ、昨季の仕事はより大きな価値を持つ」
「私にとって、獲得した選手たちが高すぎるということはない。彼らの持つポテンシャルを見込んで投資し、クラブとともにどう育てていくかを考えていくものだ。ディアオは数日前に21歳になったばかりで、まだまだ成長していくだろう。現代のサッカー界では難しいことではあるが、我々は忍耐強く見守らなければならない」
60分のシステム変更
「理由はいくつかあるが、試合の中にある細かな展開の変化を我々は管理できるようにならなければならない。ナポリ戦は信じられないほどの暑さで、終始プレスをかけ続けることは不可能だった。ジェノア戦では一度も5バックにすることはなかったが、今日は3-0の場面で相手が布陣を変えてサイドから押し込んできたため、システムを変更した。こちらの選手たちに疲労が見えたため、低いブロックを組んでうまく戦い、さらに2、3度のカウンターを繰り出した。自分たちより格上のチームと対戦する場合も含め、あらゆる試合をコントロールする術を身につける必要がある」
バトゥリナ「みんなのおかげ」
マルティン・バトゥリナはUEFAのインタビューでコメントを残した。
「とても誇りに思う。CLでの初ゴールを決められて最高の気分だけど、これはチーム全員のおかげだ。ピッチ上で素晴らしいインテンシティを示すことができた。僕たちは他のどんな試合とも同じようにこの一戦を準備してきた。CL独特の雰囲気に飲まれすぎないよう、いつも通りの準備に集中したんだ」
選手たちのコメント
アサン・ディアオとニコ・パスは、『スカイ』で喜びのコメントを残している。
ディアオ
「これ以上ない最高のスタートだと思う。CLはすべての少年の夢だと思う。僕は人生を通じてずっとテレビでCLを観てきた。ジェノア戦が終わった後もあのアンセムのことが頭にあって、今日それを実際に聴けたのは最高の瞬間だった」
ニコ・パス
「現在のコンディションには満足はしているけれど、もっと良いプレーができるはずだと思っている」
「(夏に移籍の可能性があったが、)まさにこうした特別な夜を経験するための残留だったし、こここそが僕が最も成長できる場所だと考えていた。正しい選択をしたと思うし、この決断をして本当に良かった」
「歴史的な夜だし、信じられないような試合だった。自分たちが披露したパフォーマンスにとても満足している」

