2026/27シーズンに好スタートを切ったイタリアの若手
セリエAは第3節まで終え、好スタートを切ったクラブもあれば、大型補強を敢行したにもかかわらず、結果が振るわず、早くも監督の解任を決断したクラブもある。
そんな中、最大のサプライズとなっている一人が、アルファジョ・シセだ。ルベン・アモリム監督のミランで開幕スタメンの座を勝ち取ると、ここまで2ゴールを決め、新生ミランの好発進の主役になった。19歳のシセには、早速イタリアA代表入りを期待する声もあり、一躍注目を集める存在になっている。
FIFAワールドカップ2026出場も逃したイタリア代表は、ロベルト・マンチーニ監督体制で復権を図る中で、新たな若い才能を育てることも重要だ。
そこで、この記事では、いま注目すべきイタリア代表での活躍が期待される若手を9人紹介する。
アルファジョ・シセ
所属チーム:ミラン
生年月日: 2006年10月22日(19歳)
開幕からルベン・アモリム監督によって抜擢され、将来のスター候補であることを示す圧巻のパフォーマンスを披露している。かつて若手を積極的に発掘・起用してきたロベルト・マンチーニ監督にとっても、代表の世代交代と結果の両立を進める上で絶対に見逃せない存在だ。過密日程の中で行われるA代表の招集リストに入ってくるとみられている。
マイケル・カヨーデ
所属チーム:ブレントフォード
生年月日:2004年7月10日(22歳)
シルヴィオ・バルディーニ監督率いるU-21イタリア代表において、唯一の真のリーダーと目される右サイドバックだ。U-21代表がEURO予選およびオリンピック出場権を懸けた重要な時期を迎えているため、マンチーニ監督はU-21チームからの無理な引き抜きを避ける意向だが、すでにプレミアリーグで定位置を獲得しており、今季は早くもゴールを記録している。A代表へのステップアップは時間の問題だ。
マッティア・リベラーリ
所属チーム:コモ
生年月日:2007年4月6日(19歳)
今夏、ミラン復帰を断ってコモに加入したテクニシャン。シセと同様にバルディーニ監督のU-21代表の固定グループには入っていないものの、同等の評価を受けている若き逸材だ。シセに比べて注目度が高かったものの、コモではまだ大きなインパクトを残していない。それでも、U-21代表の主力枠を荒らすことなくA代表に招集できる位置におり、今回の代表ウィークにおけるリストに入る可能性がある。
エマヌエレ・ルッリ
所属チーム:ローマ
生年月日:2007年8月17日(19歳)
好調のローマで開幕から3試合続けてスタメン起用されている右サイド。ナウエル・モリーナのコンディションが上がり、デヴィン・レンシュが負傷から戻ってくれば、ベンチに座る時間が増える見込みではあるものの、ローマのトップチームで戦えることを証明している。
アレッシオ・カッチャマーニ
所属チーム:トリノ
生年月日:2007年6月29日(19歳)
2025/26シーズンはセリエBのユーヴェ・スタビアにレンタルされて、リーグ戦で36試合(プレーオフ含む)に出場した左サイド。トリノに復帰した今季は開幕から3試合続けて左ウイングを担当しており、第2節サッスオーロ戦では左足のクロスでアシストを記録した。
サムエレ・イナーチョ
所属チーム:ボルシア・ドルトムント
生年月日:2008年4月2日
今夏の移籍市場でインテルやミランの関心も報じられたトレクァルティスタ。2024年にアタランタの下部組織からボルシア・ドルトムントの下部組織に移り、ドイツで成長を遂げた。トップチーム定着は困難との見方から、レンタルを含めたイタリア復帰の可能性を模索したとされている。今季はブンデスリーガ開幕戦で途中出場したものの、直後に危険なタックルで一発退場となった。
アレッサンドロ・ロマーノ
所属チーム:カリアリ
生年月日:2006年6月17日(20歳)
ローマからのレンタルでカリアリに加入した20歳のMF。開幕戦でゴールを決めたことでも注目お集めた。U-20スイス代表経験があるものの、イタリアのパスポートも持っており、イタリア代表を選択する決断を下しつつあるとされる。
アントニオ・ライモンド
所属チーム:フロジノーネ
生年月日:2004年3月18日(22歳)
フロジノーネでセリエA開幕3試合で4ゴールを挙げ、カンピオナートの序盤戦で強烈な存在感を放っているストライカーだ。代表前線の枠を巡っては、モイーズ・ケーンの不振や他のストライカー陣の状況を受け、好調なライモンドの初招集を期待する声が高まっている。
イッサ・ドゥンビア
所属チーム:スポルティングCP
生年月日:2003年10月16日(22歳)
ヴェネツィアでの活躍により注目を集め、セリエAのクラブによる争奪戦の末、今年夏にポルトガルに渡ったMF。現代的なフットボールの文脈の中でも異彩を放っており、スポルティングですでに定位置を確保した。A代表入りに値する存在として注目されている。

